#イタリア
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ショートエッセー 「メルセデス・ベンツW210型 190Eナルド高速トライアル」
メルセデス・ベンツW201型190E2.3-16(以下2.3-16)は、メルセデス・ベンツ初のコンパクトセダンW201型190Eのスペシャルモデルとして1984年よりラインナップに加えられた。 メルセデス・ベンツは、2.3-16の圧倒的パフォーマンスを世界に知らしめるべく、正式リリース一年前の1983年、南イタリア・ナルド・サーキットにおいてFIA承認世界速度チャレンジを敢行した。 トランスミッションのギヤ比以外は市販車と全くの同一スペックという2.3-16のプロトモデルは、5万kmを平均時速247.939km/hで走り抜き、見事に世界記録を更新した。
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ショートエッセー「超弩級スーパーカーのガチンコバトル! ナルド最高速トライアル」
ドイツのニュルブルクリンクと並ぶスポーツカーの聖地であるナルド・サーキット(Nardò Ring)は、長靴の形をしたイタリア共和国の踵部分、プーリア州レッチェ県ナルド(Nardò)にある半径4km、一周12.5kmの完全な円形の超高速テストコースである。 この超高速テストコースでは、過去、幾多のスーパーカー、スポーツカーが自らの限界を試すべく、過酷なスピードトライアルに挑んできた。 そのナルドでスピード記録に挑むのは、異端のスーパーカー、Noble M600、年間2000台を目標に掲げ、量産メーカーとして名乗りを上げたマクラーレンの野心作、McLaren MP4-12C、そしてランボルギーニの旗艦、Lamborghini Aventadorの3台。ともに600馬力を超えるエンジンを搭載し、最高速300km/hを超える超弩級スーパーカーである。 全周バンクの超高速テストコースで繰り広げられるハイパワーバトルを刮目せよ!