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そのスローガン、誰の声?誰のため?

『きびきびとした動き 力いっぱい最後まで』1970年代後半、私が小1の時の運動会のスローガンです。

大きく筆で書かれたそれが黒板の上に飾られ、入場行進の練習から本番まで「ほら、あなたたちのスローガンでしょ!きびきびとした動きでしょ!!」と、先生方が手を叩きながら何度もリマインド。

黙ってきびきびと従いましたが、「これって、私たちのスローガン?先生が決めたやつだから、先生のじゃないの?スローガンって何だろう… 命令?わかんないや」と、なんだか腑に落ちずモヤモヤした気分でした。

『多様性=SDGs』、『SDGsのためにダイバーシティ推進を』が連呼されると、自分の声が反映されていない、誰かさんのためのスローガンのような印象が芽生えちゃいませんか?

「ダイバーシティのなんちゃらって、誰のスローガン?国連が決めたやつだよね。自分関係ないし」で視点が定まっちゃってる/定まりそうな方に、待ったをかけないと!


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