リノベーションまちづくりプロジェクト第2章
前回のnoteで「このまま春?と思わせる気候」と言ったばかりに、今週は寒くなりそうです🥶 すっ、すみません<(_ _)>💦
ニュースを見ていますと、7年ぶりとなる大寒波が訪れるみたいで、1月25日辺りにかなり冷え込むそうで凍結などに注意していただきたいと思います。
とは言っても、そんな寒波後の週末から公共空地を使って、マルシェイベントを開催してしまうのですがw
最近のnoteで「お知らせ」を勝手にコーナー化して告知しまくっていましたが、そのプロジェクトの全容を今回書かせていただきます。
あっさり目の出だしですが、よろしくお願いします<(_ _)>
■リノベーションプロジェクト第2章のきっかけ
今回のタイトルにもあります「リノベーションプロジェクト第2章」ですが、もちろん第1章もあり、以前のnoteでも紹介させていただいています。
第1章のプロジェクトは、「まちを動かす」ことを念頭に置いたプロジェクトで、遊休不動産オーナーに向けて物件の発掘から、その遊休不動産を新たな事業拠点として活用したいプレイヤーの発掘・事業化のサポート、そしてその物件の整備費用の初期投資を支援することで事業を早期に軌道に乗せるといった一連の流れでまちを動かしていく目的で実施しました。
今回は第1章で誕生したプロジェクトを支援する側面もあり、まちに新たな人の流れを創ることを念頭に置いています。
このきっかけは、昨年4月に交代してきて中心市街地の活性化に何か取り組んでいきたいという使命感を持たれている行政の担当部長が、色々と調べてくれて国の補助事業があるから手を上げないかというお話をいただいたのが始まりでした。
法人化するときに、行政の手を離して運営をしていかなければと思いを掲げ、行政色を前面に出さない運営体制にしていたので、この提案には少し戸惑いを感じながら、一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)の臨時総会にもかけて了承を得たので進めさせていただくことになりました。
今回の第2章となるこのプロジェクトですが、大きくは3つの事業を柱にプロジェクトを進めていくことになります。
■つむぎやオープンマルシェ
まず最初は、1月29日(日)から3月までの隔週週末に開催します「つむぎやオープンマルシェ」です。
こちらは以前のnoteで書かせていただいていますので、経緯とかはそちらをご覧いただければと思います。
始まりとなる1月29日のつむぎやオープンマルシェの出店者も決定し、総勢19店舗が出店していただきます。この中には、ウクライナから来日された画家さんも、支援に当たった(一社)泉佐野市外国就労者サポートセンター(略称:iFOS)さんの協力を得て、絵画販売とワークショップも開催していただきます。ワークショップは有料となりますが、日本での活動費に充てるそうですので、ぜひご協力をお願いします。
これ以外にも、SHARE BASE つむぎやや、つむぎやAmenity、そしてオープンスペースの3会場を使って開催しますが、お馴染みのお店もあれば、この日限定のお店も多数出店していただいていますので、ぜひぜひお越しください。
会場は下の地図です。
この3会場以外でも、VRSの活動趣旨に賛同していただいた周辺のお店も同時開催でイベントに参加してくれますので、そちらもお越しくださいませ<(_ _)>
■地域住民と共創するアーティストインレジデンス
こちらは元々、今回のプロジェクトのきっかけとなった、行政の担当部長が提案してきた事業で、最初はシャッターアートでと思っていたそうですが、VRSで検討する中で「シャッターアートだと閉まっていないと作品が見れない」ということで、シャッターに限定するのではなく、外壁や内壁も含めてアートを描くコンセプトに変更させていただきました。
その中でアーティストを誰にするかという議論になり、VRSでは関わりが薄い分野ですので、嶋田代表理事に相談すると、たまたま浜街道リノベーション実践塾の題材となった物件の向かいの銭湯跡地のリノベーションでウォールアートを担当されておられるAK designの加藤文子さんという方を紹介していただき、事業に関わっていただくとこになりました。
加藤さんがその銭湯跡地でウォールアートした作品がこちらです。
この事業は単に壁やシャッターに描くだけで終わるのではなく、地域の方々と触れ合って描くことを重きにおいており、共に創りあげていくことで地域の方々にも自分の暮らすまちをもっと知っていただき、まちへの愛着に繋げていきたいというコンセプトのもと、進めさせていただいています。
3月後半に実際の店舗でウォールアートを仕上げていただきますが、今回の前段階として、まずは絵を描くことに慣れていただくため、1月28日(土)29日(日)の両日で「UPCYCLING WORKSHOP」と題し、加藤さんの手ほどきを受けながら瓶や缶などにペイントするワークショップを開催します。
予約優先ですので、お申し込みがまだの人はぜひ申し込んでください。
狙い目は1月29日(日)で、同時開催のつむぎやオープンマルシェも楽しめます!
■女性の健康と美容をコンセプトにした複合機能施設「(仮称)めぐり」
最後にVRSの主体となる事業で、空き家をリノベーションして新たな事業拠点整備で、今回は10月に開催しました「浜街道リノベーション実践塾」にも題材として出させていただいた物件です。
当初のコンセプトは、商店街に体験する場所がないため、飲食と体験が楽しめる「縁日」をテーマに掲げていましたが、浜街道リノベーション実践塾での提案に共感し、あっけなく方向転換してしましましたw
この「(仮称)めぐり」ですが、女性の健康と美容をコンセプトにした複合的な機能を持った施設にして、子育て中で自分のことにお金も時間もかけられないと思われているママさんが使いやすい施設にしようと検討中で、実践塾にこのプロジェクトに参加された方を中心に出店をしていただこうと調整中です。
このほか、同じ実践塾で誕生したプロジェクトで、古民家コミュニティバーをしていただけるそうで、こちらでは泉佐野市の山間部で収穫されたホップとブルーベリーを使ったクラフトビールと子どもも楽しめる「こどもびぃる」も提供していただけるそうで、ママが癒されている間にパパと子どもがビールを片手にプハーと癒されるという感じですかねw
そして、この古民家コミュニティバーの向かいが、銭湯があった建物をリノベーションして泉佐野市文化財保護課の事務所に生まれ変わらせたのですが、その半分が利用されていないので、コミュニティスペースとしてシアタールームも整備し、ファミリーで楽しめる空間にしようとVRSも関わらせていただいています。
■エリアリノベーションで持続的発展なまちづくりを!
前にもお話させていただいていますが、どんなに集客が期待できる店舗を誘致しても、一過性の集客はできますが、それを持続していくことがかなり困難です。ですので、浜街道リノベーション実践塾で誕生した他のプロジェクトや、行政の施設とも連携しながらエリア全体で集客が図れる取組で考えています。それが下のスライドになります。
江戸時代に「浜街道(孝子越街道)」と呼ばれた街道は、経済発展には欠かせない街道だったそうです。
令和の時代になって、この街道沿いでファミリーが楽しめることをコンセプトにして事業展開が図れるように取り組んでいきたいと思います。
このプロジェクトは、このエリアに人を集めるだけではなく、将来的な展開も含めて取り組んでおり、2025年日本国際博覧会(大阪関西万博)に向けて、駅からの人の流れを創る目的に掲げています。
以上が今月末から始まるプロジェクトの全容です。
今までお知らせしていた全容が初めてお伝えすることができましたが、壊滅的だったさの町場界隈がまだまだ発展していきそうな期待が膨らんできます。
2025年の大阪関西万博でどんな街になっているか楽しみにしておいてください。(←自らハードルを上げてしまう奴ですw)
P.S.今回はお知らせコーナーはありませんw