大は小を兼ねるロシの話
紙がない…終わった…。
トイレではない。
ロシ(ペーパーフィルター)の話だ。
世の中を2分するものがある。
台形フィルターと円錐フィルターだ。
(現在はウェーブフィルターも普及しているが、需要を見るとまだまだ上記の2つがメジャー。)
さて、ドリッパーは買ったのにロシがないという経験はあるかも知れない。
あるいはこれから先、起きるかも知れない。
台形フィルターと円錐フィルターはそれぞれ、専用のドリッパーにフィットするように設計されている。
しかし専用のロシがないと使えない…というわけでもない。
大は小を兼ねる、だ。
同じ半径の台形フィルターと円錐フィルターの「紙の面積」は、円錐の方が大きい。
(円錐フィルターの扇型の根本をカットすれば台形フィルターだ)
つまり、折ればいい。
折り紙だ。
円錐フィルターを台形ドリッパーにフィットさせるのは簡単。
逆はちょっと手間だが、できなくもない。
本来なら、ドリッパーもロシも同じ規格のものが望ましいが。
家でコーヒーを淹れるのが好きな人は、つい新しいドリッパーに手を出してしまうことは珍しくない。
普段とは異なる規格のロシが必要だが購入を忘れた。
結局新しいドリッパーもそれほど使用せず。
僕も同じ経験があるが、かなりもったいないなと感じる点は、ずっと使わないロシを持ち続けてしまうこと。
ちなみに、ロシは湿気を吸うとあまりよろしくない。(また別記事で)
少量(10枚とか)で買えればいいが、そうでない場合、手元にあるロシをうまく活用してあげるのもひとつの手。
モノを増やし過ぎず(というかドリッパーに手を出し過ぎる時点で支離滅裂だが)、紙がないときには身近にあるロシ、使ってみては?
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