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ボトルネックを見つけて、手っ取り早くおいしいコーヒーを淹れる

紅茶やお茶の好ましくない味わいの原因のひとつは「細かくなり過ぎた茶葉」。

コーヒーも同様だ。

細かく挽けばそれだけ味も出やすいが、好ましくない味まで出てしまう。

もちろん、淹れ方である程度の改善はできるが、それだけでは根本的な解決にはならない。



問題解決には原因究明が欠かせない。

とくに、「ボトルネック」を見つけることが重要だ。


なんとなく知ってたけど目を背けていたことだったり、

その程度のこと?…という些細なものだったり、

良くしようと思って一生懸命にやっていたことだったりする。



「ボトルネック」は問題の原因のなかで、それひとつ取り除けば劇的な改善が叶うものだ。


たとえば、日常的に疲れが抜けないからと、整体や鍼灸院や接骨院に行っても、解決にならないことは想像しやすい。


一時的に症状が緩和しても、「ボトルネック」が「治療を受けていないこと」ではないからだ。


ウチの社長(妻)の場合、疲れの原因は睡眠不足。

ボトルネックは「就寝前のスマホ操作」。

ベッドに入っても眠りにつくのが深夜では睡眠不足となり、結果的に疲労が蓄積する。


意識的に寝る前にスマホを触らなくなった社長は、みるみるうちに仕事への意欲が増した。

毎週のように新作ケーキをリリースするエネルギーは、見ているこちらが驚くほど。



コーヒーの好ましくない味わいに対するボトルネックは「微粉」だ。

コーヒーの微粉は豆を挽くとき、ミルの性能にもよるが、多少は発生してしまうもの。


微粉にお湯が触れると、あっという間に不快な雑味を含む、あらゆるコーヒーの成分が抽出されることになる。


微粉の有無によって、味わいは相当改善する。

実際、コーヒーの淹れ方を競う大会の上位入賞者も微粉を取り除いている。


微粉を取り除く専用の器具もある。


茶こしでも簡単に微粉を除去できる。

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味わいは、かなりすっきりとクリアなものになるが、やり過ぎると味気なくなるので、適度にふるうのがオススメ。


ささっとできて、手っ取り早く味わいを改善できる「ボトルネック」の話。


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