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コーヒー教室のこと

自分が口にする嗜好品の味わいを、自分でコントロールする。

場合によっては非常においしくできたり、やらなければよかったと思うほど残念なものになったりする。

ドリップコーヒーはまさにそれ。


プシュッと開封して1秒で口にできる、液体になったものだったり、ワンコイン(しかも100円)でマシンが淹れてくれるものだったり、自らが手間をかける必要なく手に入れられるコーヒー。

そんな便利なものが世に溢れているにも関わらず、あえて自分で淹れる。

豆や粉を買ってきて必要な器具を用意して、お湯を沸かして…。

興味のない人からすれば、時間の無駄に見えるかもしれないが、自分でコーヒーを淹れる人にとっては重要なことだ。(価値観ともいえる)


ところで、時間は非常に大事だと誰もが知っている。

ビジネス書にはお馴染みの事柄だが、時間は「しっかり、重要なこと」に使うべきだ。

重要だけど締め切りに追われていれば、テキトーなものになりがち。(しっかり時間をかけられない)

これを打開するには締め切りよりも前に、その重要なことを片付ける必要がある。

だから、重要じゃないものは誰かにお願いするとか、そもそもやらないとかして時間を捻出しようね、という指南が多いし、実際にその通りだと思うし、できる限りそうしている。


できた時間の中で、あえてコーヒーに時間を使う人が多いのは、それがその人にとって重要なことだから。

先日、コーヒー教室開催の告知をしたところ、あっという間に枠が埋まって、それを実感した。(ありがたいことに、すでに来月の問い合わせもあるし、若干のプレッシャーもある)


去年ぐらいからやりたかったこと(社会情勢的に延期することになった)なので、僕自身も楽しみで仕方ないのだけど、それぞれの人にとって重要なコーヒーのことをうまく伝えたい。

ちなみに本腰入れてやろうと思ったきっかけはコチラ。


やっぱり根底にあるのは自分がコーヒーが好きということなのかなと思う。


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オンラインショップにて自家焙煎コーヒーを販売しています。


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