アイスコーヒーは味覚から逆算する?
アイスコーヒーを作るのにベストな豆はコレ!
というものはないと思っている。
好きな豆を選べばいい。
氷やミルクと合わせることも考慮して深煎りコーヒーが選ばれる傾向にあるだけで、中煎りでも浅煎りでも、好みであれば問題ない。
ただ最近、淹れたてと作り置きについて考察してみたところ、それぞれの味わいに対する傾向が見えてきた。
アイスコーヒーの作り置きの記事。
人の味覚は口にするものの温度で感じ方(低温ほど苦味を感じやすいなど)が異なるし、コーヒーは淹れてからの時間経過によって少しずつ酸性化する。
厳密に数値化できるものではないけれど、淹れたてと作り置きの間には、相対的な味わいの違いはある。
淹れたてアイスコーヒーは、作り置きよりも苦味を感じやすい。
作り置きアイスコーヒーは、淹れたてよりも酸味を感じやすい。
アイスコーヒーに対する酸味と苦味のバランスの観点からすれば、
淹れたてアイスコーヒーには浅煎り、
作り置きアイスコーヒーには深煎り、
がそれぞれ向いてるように思う。
もちろん、味わいの傾向から逆算して、
淹れたてアイスコーヒーを作る際のドリップに湯温は低め(苦味を抑える抽出)、
作り置きアイスコーヒーを作る際のドリップの湯温は高め(苦味を強調する抽出)、
とすることも有効といえそう。
これらの点は後日、改めて検証してみます!
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