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種を蒔き、楽しみに待つ。

お店でコーヒー教室をスタートしてからもうすぐ1ヶ月。

なかなか楽しい。

自分が(笑)

教える側なのに、まるで自分のために開催しているような気もしないでもない。



ところで昨年、コロナがブイブイ言い始めたころ、リモートでコーヒー教室の相談に乗ってもらっていた時期があった。

メンバーはカナコサークルの面々。(たいへんお世話になりました!今も入ってます)

実際にサークル内でお試し「リモート・コーヒー教室」を開催し、非常にためになる意見や質問をもらった。

内容や進行をブラッシュアップしていざ募集スタートしたものの、結局取り止めにした。


石橋を叩いて叩いて最後に渡るのをやめたのは、肝心な目的が曖昧だったから。

経済活動再開のムードが高まって、「リモート(オンライン)からリアル(オフライン)へ」みたいな動きも活発になったことも多少は影響していたのだけど、それはあくまで建前。

当時は通販業務以外にも「とりあえずコーヒーで何かしたい!」という気持ちと、リモートという「新しいツールを使ってみたい欲」が重なっていたように思う。


ようするに、「リモート」という手段を使って、「コーヒー教室をすること」が目的だった。(実に浅い…)


書いてて恥ずかしいわ!(笑)

実際、上述のサークル内でカナコさんに「クニクニ(僕の愛称)はコーヒー教室を通して何をしたいの?」と聞かれたとき、即答できなかったことを鮮明に記憶している。(なんかソレっぽいような返事ではぐらかしたと思う)


一応(一応?)、コーヒー屋なので、お客さんにお店でコーヒーを飲んでもらうこと、家や職場でもコーヒーを淹れてもらうことで生計を立てている。(社長のおやつの方が人気なのはとりあえず棚上げしておく。)

だから、コーヒーに興味を持ってもらう必要があるのだけど、どうせならそこに楽しみを感じてもらいたい。

こんなコーヒーがあるんだとか、家でも美味しいコーヒーを淹れられんだとか。

そして多分、行き着く先はコーヒーで回る世界。(壮大だけど結構本気)


結局、コーヒー教室のスタートには1年も要したものの、もらったアドバイスを随所に取り込めているし、目的も鮮明になった。

最終的な目的地は相当向こうだけど、蒔いた種が芽を出すのを楽しむような気持ちで、自分自身が1番楽しめるように続けていきたい。


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