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【#一日一題 木曜更新】 ホモソーへの整理

山陽新聞の「一日一題」が大好きな岡山在住の人間が、勝手に自分の「一日一題」を新聞と同様800字程度で書き、週に1度木曜日に更新します。

本日食べたもの。
納豆ごはん
わかめラーメン
カレーライス
桃ネクター
桃ゼリー

なんだか書き出すとひどい。納豆と桃で野菜と果物の役割を果たしてくれるだろうか。

月曜日、火曜日と炎天下の中1日中外にいたせいか、水曜からずっと頭痛と眠気がおさまらなかった。いや、本当は月曜の夜から不調を感じていた。火曜は気力で奮い起こしていただけだったんだろう。木曜の今日は濃い目のコーヒーと頭痛薬で無理やり痛みを忘れて、さほど頭を使わない作業的な仕事のみを片付けた。

夕方、子に夕飯まで指示してホッとしたのか、食後にソファーへ座ったら立てなくなりそのまま3時間も泥のように眠った。で、今である。もしかしたらここ2、3日でいちばん質のよい睡眠だったかもしれない。頭がクリアになったせいか、あきらめかけていた一日一題の更新をしようという気が起きてパソコンを叩いている。

中坊むすこの野球の最後の大きな大会が終わった。負け試合には遺恨が残るもので、彼らのプレイにも顧問の采配にも観客として疑問に思うことがあったけれど、終わったあとは何を言ってもたられば。彼らの実力がこの試合までだったのだろうと思うしかない。

とても残念だったが、終わってホッとしている自分もいる。

むすこが小学生の頃から続けた野球、いつの頃からからこの競技をホモソーシャルの極みだと感じるようになった。それでも、むすこが頑張るなら、その姿を見られるならと野球少年の母を担ったが、男性であるプレイヤーの子どもたち、指導者、そして父親たちに、わたしはいつも疎外感を持っていた。男子に交じって無邪気に頑張る女子プレイヤーに対し、この後に続く茨の道を想像すると「かわいそう」と思うこともあった。

敗退した日、陽に焼けて満足そうに笑って帰ってきたむすこはとても誇らしかったし、かわいいと思った。よく頑張ったねと背中をなでで帰宅を迎えた。しかしその裏で、なんでこんな面倒くさい感情を持つようになったんだろうと、やっかいな自分を持て余した。体調を崩したのはもしかたらそのせいかもしれない。

こうやって書き出して、やっと心の整理ができた気がする。
おつかれ、わたし。





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くにとみゆき(牡蠣ミユキ)
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