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ビジョンチャンネル

ほんと量子力学界隈が気になって気になって。それのなんたるかは、理系でないことはもちろん脱力系くらいでしかないボクの小さい脳ミソではとてもとても理解することはできないんだけど、あああとにかく気になる。なんなの?この宇宙で不思議とされていることの全てが量子力学でいずれ解明できるってことなの?そういうことならもっともっと知りたいじゃん的な。ガキの頃にEddieがEruptionどうやって弾いてんのか想像つかず(当然YouTubeも無い時代ね)、だからこそぜってー弾けるようになってやる!って思ってた感覚と似てるっつーか。いろんな本読んでみてるんだけど、自分の言葉でカンタンに説明できるようになるようなスーッと浸み込んでくる解釈となかなか出会えない。

出会えていないものの、それなりにまず素粒子や量子ってなんなのよ、ってのをマルっとまとめてみるとこんなカンジっぽい。


・ボクらが存在するこの世界や宇宙そのもの、そこにある全てのモノはぜーんぶ、とにかくぜーんぶ素粒子からできてる

・どゆこと?例えばヒトの身体は細胞でできてますね➔細胞は分子でできてる➔分子は原子(酸素とか水素ってやつね)でできてる➔この原子が物質を構成するものとしてはもっとも小さい単位

・でも、その原子の中にはさらに原子核があって➔原子核は陽子・中性子でできていてその周りを電子が飛び回ってる➔そしてその陽子・中性子の中にようやく素粒子がHELLO(その先にヒモってのもあるらしいがそれは無視)

・ヒトを含むとにかくこの世にあるすべてのもの、これらを極限まで細かくしていくとすべてが素粒子に行き着く。レゴの世界ではなんでもレゴブロックで出来上がってるように、ボクらの世界やボクら含めてそこにあるものすべてが素粒子でできてる(二回目)

・ヒトの身体のように物質化された素粒子の集まりとは別に、地球を含めた宇宙空間にただ存在しているだけの物質化されてない素粒子もある


で、物質化されてない素粒子は、あのアインシュタインも「あーもうわけわからん。めっちゃSpooky(キモい)やん。認めへんで。」と吐き捨てたくらい摩訶不思議で物理法則では説明できない動きをしちゃう。それをどうにか説明しようとしているのが量子力学。

摩訶不思議な動き?例えばテニスボールを投げればどういう動きをするかそれなりに想像がつくわけだけど、アントマンの世界よりももっともっと小さいボクらの目に見えない量子の世界では、何もない空間に突然素粒子が現れたり消えたり、同時に異なる複数の場所に現れたり、とてつもなく遠くに離れた二つが影響し合っていたり、とか、場所も時間も超越するようなボクらの常識ではとてもとても考えられない動きをする。

こうやって書くと訝しく思えるでしょうが、この摩訶不思議な動き(量子もつれ)の存在を証明したってんで2022年にはノーベル物理学賞を獲った3人のスゲーひとたちもいたりでどうやらこりゃマジっぽい。そのノーベル物理学賞受賞を待たずして「よっくわかんねーけどそういうことなら利用するしかないっしょ」的にみなさんご存じの量子コンピュータってのが実際に作られてるわ動いてるわで、ここまでくると疑いようがねー。

で、素粒子には200くらいの種類があって、いろいろと動きも異なるらしいが大きく分類すると「物質を構成する素粒子」「力を伝える素粒子」「質量を与える素粒子」の3グループになるっぽい。前置き長くなったけど、その内、力を伝える素粒子グループの中のフォトンが見事にボクの興味を惹きつけ、この記事を書くキッカケになったのでした。

そのフォトン、ボクらの身体の中にもあるし、その身体からも発せられるし、宇宙のあるとあらゆる場所に存在してるもの(何にも干渉されず飛び回っている)。そして上述の通りこのフォトンは「力を伝える素粒子」。例えば、太陽から地球に光や熱を運ぶのも伝達媒体としてのフォトンです。


ここまでは多くのひとたちが同じ理解を持っていると思いますが、ここから先はさまざまな解釈があり意見が分かれるところです。多少スピリチュアルなイメージを持ち、懐疑的になってしまうひとも少なくないかもしれませんが、ボクはいずれ量子力学で証明されることになることなんだろうなあと思い込んでます。


解釈が分かれる中、ボクはあるドイツのなんとかっていう理論生物物理学者が唱える説を推したい。このドイツの賢いひとによれば、我々の身体から発せられるフォトンこそ「意識」や「感情」である、ということ。へーなるほどね。さらに勝手に解釈すれば、置かれている環境や状況によって「気」に変化が生じ、その変化が伝達媒体としてのフォトンを動かした結果としての「意識」や「感情」が、「元気」「勇気」「根気」「強気」「弱気」「邪気」のように表現されているのかもしれないなあ、と。ついでに言えば孫悟空の元気玉は、みんなから発せられた元気フォトンが一か所に集まった固まりなんでしょーよ、と。


フォトンは伝達媒体。先述の通りその伝達媒体は宇宙空間のどこにでもあります。その伝達媒体に伝達させるものが何もなければフォトンはそこにあるだけ(テニスボールも力を与えなければただそこにあるだけ)。しかし一旦伝達するべきものを受け取ったフォトンはどんなものにでも変化(伝達)します。つまり「何もないし、すべてある」ということ。

この「何もないし、すべてある」場所はゼロポイントフィールドと呼ばれています。しつこいですが、それは宇宙空間のどこにでもあるし、ボクらの身体の中(原子の中)にも存在しています。

ん?なんかと似てない?そう、般若心経の「色即是空空即是色」ってフレーズ。これは「この世のものすべてには実体が無い。が、同時にその実体のないものが縁(あらゆる物事には起因があり、繋がりがあるとする考え方)によって、私たちの目に見える存在となっている」って意味。量子力学におけるゼロポイントフィールドとまったく同じじゃん。


閑話休題。

ボクらの意識や感情はフォトンを伝達媒体としてあらゆる場所に放出されるってこと。そしてその放出されるフォトンの波や周期性によって、それぞれの周波数が決まります。そう、ラジオやテレビ、WiFiやBlutoothと同じ周波数です。

ボクらが聴きたいラジオや観たいテレビ、アクセスしたいWiFiがあるときどうするか?そう、その周波数に合わせます。周波数を合わせるからそれを聴いたり観たりできるわけです。周波数を「意図的に」切り替えることで聴きたい・観たいものにつながるわけです。

先に例を上げた「〇気」のようにある種ボクらが無意識に生み出すタイプのエネルギーとは違って、意識的に持つエネルギーもあります。例えば「〇〇が欲しい」「〇〇になりたい」「〇〇に住みたい」「〇〇に会いたい」というような類のものです。この場合でも、このエネルギーはフォトンを介して伝達します。ここまでヒトを例にしてきましたが、動物・植物などの生物のみならず建造物・海・山などの無生物も含め、地球上いや宇宙空間のありとあらゆるものから同種のエネルギーはフォトンを介して発せられます。そして、発せられたフォトンは周りに影響を与える。つまりウネリを起こして周りを動かします。これを量子力学的な表現で「物質化」と呼ぶわけです(フォトン自体が物質化するのではなく、フォトンが受け取ったエネルギーが周りを物質化させる)。


あー長かった。ようやく本題。ここから記す内容、上の文脈なくして首尾よく意味を持たないのでこういう流れになりました。


「〇〇になりたい」をビジネス界隈に持ち込んで考えてみると「理念」や「ビジョン」のようなものに相当しますよね。ある企業のリーダーが「こうなりたい」と強い想いを持っている場合、そのリーダーのエネルギーがフォトンを介して、ある周波数で放出されます。

便宜的にこれを「ビジョンチャンネル」と呼ぶことにします。

そのリーダーの想いはビジョンチャンネルから発せられ、周りの人に影響を与えます。この周波数を察知し、それに共感する人がいたとすると、その人は自分のアンテナをリーダーのビジョンチャンネルに合わせた、ということになります。

こうやって共感する人が増えるとそのエネルギーはフォトンを動かし、そのウネリがどんどん大きくなり、さらに多くの人を巻き込む(共感させる)機会がもっともっと多くなります。こうして「こうなりたい」というビジョンは現実化に近づく(量子学的表現では「物質化する」)ことになるのです。

逆に言えば、リーダーが「こうなりたい」という強い想いを持っていないのならフォトンは微動だにせず、よって周りの人たちにはなーんにも伝播することなく、であるから大きなウネリなんて起きるわけもなく、結果としてなんら「物質化」せず、色即是空よろしく「この世のものすべてには実体が無い」まま、永久に「私たちの目に見える存在」になることはないわけです。

ゼロポイントフィールドやフォトンの存在に類似する概念は、色即是空のみならず、太古の昔から日本神話の「八百万の神々」、ギリシャ神話の「宇宙の秩序(コスモス)」、聖徳太子の「天地共生の思想」、ヒンドゥー教の「ブラフマン」などでも説かれています。20世紀に入って量子力学によってその概念を証明したいという動きが出てきただけであって、素粒子で構成されているヒトはそもそも感覚的に理解していたことのはず。であるなら、何か動きを起こすために証明されるのを待つ必要は全くない。

とにかくまずは強い想いを持ち、それをフォトンに伝達させる。これが「こうなりたい」に近づく(ビジョンを物質化する)最初のステップであることは間違いない。強い想いが無ければなんのウネリも起こらない。

ビジョンチャンネルを開設して、そしてその存在を社内外に発信し続ける。そうすればそのビジョンチャンネルに周波数を合わせる(共感)する人たちが増えてくる。そのウネリがどんどん大きくなって、そのビジョンが実現(物質化)する。

コレ、スピリチュアルなことでもなんでもない、量子学的に近い将来に証明されるはずの宇宙の秩序。
すでに「強い想い」を持ったいろんな成功者たちが示してるでしょ。

そういうオマエはなぜ成功者じゃないのかって?
まあそうね・・未だ、自分自身が強い想いを込められて他のみんなが周波数を合わせてくれるような魅力的なビジョンチャンネルを開設できてないからだろうね。それがイチバン難しいことなのかもなあ。

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