たとえば、ですよ。たとえば会社を車に例えるなら、その原動力はなんでしょう? もちろん、エンジン。 そのエンジン=ビジネス、そのまんまずーっと元気なわけじゃ無いはず。 ほおっておくと時代遅れになっちゃったり、故障したりしちゃうので、エンジンが常にキラキラであり続ける努力は必然。 エンジン パーツ1:その商品やサービスそのもの(商品性) パーツ2:その商品やサービスが利益を上げるための仕組み(収益性) パーツ3:その商品やサービスを価値を損なうことなく提供する仕組みの強さ(
言わずもがな人間は様々な能力を持ってる。 それら様々な能力のうち、どれに秀でているかは当然個々人によって異なる。 どれか特定の能力に限定して比較するなら、その能力において誰が優秀なのかを判断することはできる。 逆に言えば「誰が」イチバン優秀かを判定するには、どの能力について比較するかを事前に取り決めた上でないと決めることはできない。 つまり、「あの人は優秀だよねぇ」という声が聞こえたとして、それはその人そのものが優秀ということではなく、その人が持つある特定の能力が優秀で
サイボーグ。 肉体と機械のハイブリッドって定義は間違いなさそうだけど、マイノリティリポートやアリータ、スパイダーマン2(サム・ライミのほう)なんかを観ていると、なんつーか「キミはサイボーグだね」と識別される境界線はなんなんだろうなあと。 メガネや補聴器を着用して視力聴力を高めること、ローラーブレードを履いて移動速度を高めること、つまり何かを身に着けることで自分の能力や感覚を強化した人のことはサイボーグと解釈されないんですか?と屁理屈こねながらサイボーグの定義を調べてみると
ブランディングとブランド及びマーケティングの関係や在り方についてのボクの解釈はこんなカンジ。 ブランディングの目的: 1.企業が持つ「こう思われたい(ブランドアイデンティティ)」と、その企業に対する顧客の「こう思ってる(ブランドイメージ)」を一致させる 2.その一致によって顧客からの信頼・信用を獲得すること マーケティングの目的: 3.どんな商品・サービス(Product:以下プロダクト)を、どこでだれに向けて(Place)、いくらで(Price)提供するかを意思決定し行
ビジネス界隈において何かについて結論を出そうとする場合のスタイルとしてこの現代に存在していそうなものは概ね以下1~5くらい?(「占い」のに頼ってるところもあんのかな?) 1. 独裁(周りの声は無関係、あるひとりの考えだけに基づいて結論を出す) 2. 独断(周りの考えを聞いた上であるひとりが結論を出す) 3. 合意形成(関わった人たちで議論し全員が納得できる結論を出す) 4. 多数決(関わった人たちの中で最も多い考えを結論とする) 5. 信任(第三者に委ねる) これらのスタ
ご近所徘徊。あれ?見慣れない建物ができてんな、と眺めてみると、あらブルーボトルじゃんか。随分と店舗増えてきたんだねぇ、とかどーでもいいこと考えながら少し先に進んだ先の公園、ああ砂場ねー。気温も下がってきたし随分たくさんのキッズが集まってんなー。ガキんちょのころはいろんなもん作ったなーと走馬燈がよぎりはじめ、ああいよいよかと命の灯が消えかかる危機を感じる。 「こういうお城みたいのつくりたいんだよ」って友達に説明して指示して作るようなときもあれば、(友達それぞれが砂場に持ち込ん
過去を振り返ってみると、「ああ、あれはちょっと判断ミスったなあ」って後悔することがまぁホント、いくつもある。 そのサイズが最も大きいものに絞ってみるなら、40年前・30年前・10年前の3回。よく映像作品や小説などで描かれることだけど、もしタイムマシンが在ったなら、サクッと時空を飛び越え、その時の自分に「オイ、違うだろ」と襟首を掴み、ブンブンと前後左右に揺さぶりながら声が枯れるまで全力で忠告したい。 じゃあイマの自分はどうなんだろうね。 もし同じようにミライの自分がイマの
これを書いている時点で、クリエイティブ/アーツエミー賞14部門受賞のSHOGUN。このあとのエミー賞では主演男優、主演女優、助演、監督、作品など各賞の発表が予定されていて爆裂楽しみ。USはもちろん各国ではGoTと同等、いやそれを超えてんじゃんと思えるくらい「オカネ! カセグ! ワタシハスター!」の拡散レベルをも凌駕するグローバルムーブメント。 SHOGUN以前にハリウッドで制作された日本をテーマにした映画やドラマはといえば(例えば2003年に公開された「ラストサムライ」)、
もちろん最初に頭に浮かんだ疑問のクオリティが高いなら変換する必要は全くないわけだけど。 そうでないケースがほとんどじゃないのかなあと思うので、浮かんだ疑問は少なくとも何回かは変換してみて、どれが適当かを頭の中で評価する意識は持ったほうがよさそうだよねと思ってます。 疑問と質問の違い。 疑問は自分の頭の中で「ん?」と思うこと、質問はそれを尋ねること。 何かわからないことがあって頭の中にある段階では疑問、それを他人に聞いたりググったりする時点で質問に切り替わる。 なので、
たまには元サーファーらしく波がブレイクするメカニズムなんてもんから切り出してみよーかなあっと。 ーーー えー高気圧は当然気圧が高いところ、低気圧は逆に気圧が低いところ。 で、気圧ってのはその言葉の通り気体の圧力のことで、高気圧のときは圧力が高く空気が重いので下降気流を生み出す。 低気圧の場合は逆に圧力が低く上昇気流が生まれる。この流れが「風」が生まれる仕組み。 風が海上で発生した場合、水面を揺らしはじめる。これが風波。 風波による水面の揺れは、細かくてもそれがどんどん
ちゃんとした勉強を出来る限り避けて生きてきたこれまでのボクの人生では触れ合うこともなかった文化人類学という学問に、人生の終わりに随分近づいてから興味が湧いてきた。その建付けは以下の通り(いつものようにザックリとしたボクの理解ベースで)。 ーーー ・世界中のさまざまな文化や社会を広範に比較し、異なる文化の実態や社会構造を理解することを目的とした学問 ・比較するために、ジーッっと眼をガン開いて他文化を見つめまくり、耳をかっぽじって聞きまくり、あーなるほどねーっと違いを見つけま
「的を射る」は、物事の肝心な点を確実に捉える、とか、要点をつかむ、という意味。 「的を得る」を同様の意味を持つ言葉だと解釈しているひとが少なくないようだけど、これは「的を射る」の誤用(かくいうボクもそういう使い方をしてこなかったわけじゃない)。 でも、「的を射る」が狙った何かを「確実に捉える」という意味なら、「得る」を誤用として切り捨てず、「的自体を獲得する」という意味を持たせてもいいんじゃないかなーと思ってる。 つまり、既に的が在りその的を確実に捉えた、道を逸れず狙った
タイトルが無い本や映画はありません(あるのかな?)。タイトルがなければ、何に関して書かれている本なのか、何について描いた映画なのか、読破し視聴を終えるまで理解することはできません。先週読んだ本のタイトルは「集団の思い込みを打ち砕く技術」、「世界一流のエンジニアの思考法」。どちらも何についての話なのかをたちまち想起させるもので、さすが編集者さんたちのネーミングセンスはスゴイなあと思わされます。 Eメールの件名、本や映画のタイトルと同じように件名を見るだけで内容をほぼ正確にイメ
ふと思った。 「人類誕生から現在までどれくらいの人が存在したのか数えることができるとしたら一体全体どれくらいの人数になるんだろう?」 いや、すごいね。そういう数字、調べてみるとちゃーん在るんだよ。あざます! 2022年に発表されたデータだけど、その時点で累計1170億人なんだって。 (引用:How Many People Have Ever Lived on Earth?) これまで1170億個の脳ミソたちそれぞれがほんっとにいろんなことを考えて繋がってきたことで、いろ
まあね。そりゃやりたい仕事=ドリームジョブに就けてる人なんて世の中の一握りでしょうよ。 やってる仕事=やるべき仕事=やれる仕事=やりたい仕事 この4つがこうやってイコールになった状態がドリームジョブに就いているってことなんだよなと勝手に定義して先に進みます。 ドリームジョブを手に入れるため、そのためにはクサらずに努力はしたいわけですよ。努力しないでいるよりは、やり続けた方が人生が楽しくなる可能性がおっきくなりそうな気がしませんか? カンタンなことじゃないけど少なくとも意
薬も処方量を誤れば毒になり得るし、毒だとしても使いようによっては薬になる。 つまり、普遍的に薬である物質・毒である物質は存在せず、使い方によってどちらにでもなり得るってことですよね。 例えば、いわゆる風邪薬を過剰摂取(オーバードーズ)すると、意識障害や呼吸困難、場合によっては心停止することもあるし、優れた鎮痛剤であるモルヒネを誤って過剰投与されてしまうと意識不明、痙攣や重篤な脱力感やめまいにつながる、とか。逆に猛毒として知られているトリカブトは、乾燥させると鎮痛剤や強心剤と