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娘が過呼吸になった話

一昨日、塾に行った娘が、突然涙があふれ過呼吸になった。3回目。
授業を抜けて、僕が迎えに行くまで別室で待っていた。
僕が用事を終えて迎えに行くと、娘は別室でzoomで授業を受けていた。
娘を連れて家に帰ったが、娘は家で引き続きzoomで授業を受けていた。

昨日、日記を書きながら、娘のことについて考えた。
昼過ぎに、昔の学生に、通話して相談した。彼女も、もう昔、中3の時に塾に行くのがきつく精神的にまいったことがあると前に聞いていたからだ。

けっこう長く話を聞いてもらった。
話をして、話を聞いてもらうことで、別の角度から少し見ることができるようになった。

熊本のような地方だと、進学校は私立でなく、公立だ。
クマタカ、濟々黌、第二、第一が「四校」と呼ばれる進学校がある。
息子、つまり、娘の「お兄ちゃん」は、クマタカに今年の4月に入学した。
ボクもクマタカ卒、ボクの父(子どもたちの「じいちゃん」)もクマタカ卒だ。

でも、娘は絵を描くことが好きだし、成績も「お兄ちゃん」ほどでなかったので、「無理せず、行けるところに行けばよい」と思い、そう娘に話してきた。
でも、昨日話して指摘されたのは、娘が「自分が期待されていない」と思い、残念に思っているのではないかということだった。
そういえば、しばらく前に娘が「クマタカ目指してみようかな」と言っていたことを思い出した。

昨晩、進路希望の紙を学校に出す締め切りが近いというので、
「お父さんばかりしゃべっちゃったけど、ミミ(娘のこと)はどこ受けたい?」と聞いてみた。
「クマタカ受けてみようかな」という答えだった。
そのとおりに、進路希望の紙を書いて押印し、娘に渡した。

・・・この話、特に大きな教訓はない。
しいて言えば、もっと本人の気持ちをゆっくり聞いてあげるべきだっただということだろうか。
女の子だから苦労させたくない、という考えもよくなかったのかもしれない。
受験は来年3月初めまでつづく。

+++追加+++
11/08 16時過ぎに娘からライン電話があった。平気だけど体が少し熱く熱を測ると37度ちょっとあったので、今日の塾はzoomで受けたいとのことだった(昨日は塾は休館日)。

zoomアクセス番号を聞くために塾に電話した。後で担任の先生が電話に出られて、「もっと上の学校」を受けるようにと言ったことを、謝罪なされた。しかし、そのあとこちらが、娘はクマタカを受けることにしましたと言ったら、すぐに呑み込めなかったのか、沈黙があった。

娘の発熱がストレスによるものでなければよいのだけれど。


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