2024/11/17
外国人起業スタートセミナーに夕方行ってきた。
知り合いもいた。
友人の台湾人の永住権申請を頼んだ行政書士さんもいた。
行政書士組合が主催するセミナーだったが、
資料を見ると、内容の大半が、
経営者ビザの注意点についてのようだったので、
そそくさと席を立った。
国際交流会館から家まで、歩いて帰った。
歩きながら、坂口恭平『まとまらない人』を、
Kindle読み上げで聞いて帰った。
編集者が熊本に来たときに、著者とした長い話をまとめたもので、
インタビューといえるものだが、
本人が、本人についてしゃべっている語り口で書かれているので、
聞きやすかった。
また、本人に関わってきた人たち、影響を受けた人たちについて書かれていた。
帰ってきたら、テレビで『いつものファミレスで』をやっている。
やってくるお客さんに話を聞くが、
いろんな人生があるもんだと思わせる。
ありふれた日常についての話なのだが。
その前は『現実脱出論 増補版』を読んでいた。
この本と『独立国家のつくり方』あたりが、自分にとってはベストかもしれない。
『現実脱出論』は、「現実さん」への手紙から始まるww
あとがきの1つ前の章、家族で家の中でピクニックをする、幻想的な話がよかった。
人によって、時と場所によって、人それぞれの現実があるのだが、
人間は集団として生きるという便宜のために、
現実はひとつだと信じさせられている。
実態と違う形態を押しつけられているから、
病まない方がおかしいくらいだ、
そんなようなことが書かれている。