
私と玉子焼き
いきなりですが、みなさん、思い出の料理ってありますか?
私の思い出の料理の1つに「父が作ってくれた玉子焼き」があります。
父は普段、料理は全く作らずでした。
そんな父が唯一作ってくれるのが「玉子焼き」でした。
砂糖がたっぷり入っていて、玉子焼きの横にマヨネーズが添えてありました。
幼い頃、妹と私が「お腹すいたー!!!」と言うと、作ってくれていた玉子焼き。決して巻き方も上手ではないけれど、私たちのために作ってくれたことがうれしかったし、慣れない手つきで一生懸命作ってくれていたあの光景を今でも思い出せるのが不思議です。
私の場合、なぜか「ごはんの思い出」って外食ではないんですよね。
なぜだろう・・・作ってくれている風景、香り、音を思い出します。
必死で卵を割り
火加減強めで玉子焼きを作る父の後ろ姿
油の香り
ジューっとする音
出来上がった玉子焼きを私たちが食べると、心配そうに「おいしい?」と聞いてきて、私と妹が「おいしい!!!」と言うとほっとしていた父の表情。
それがなくなったのはいつからだろう・・・
今の父に玉子焼きを作ってもらうのは厳しいだろうだけど、今度一緒に作りたいなと思います。
そう父の玉子焼きを思い出したきっかけになったのが、この記事の写真の小2長男がほぼ毎朝作ってくれる玉子焼き。
朝寝坊しても作ってくれる玉子焼き。(毎朝バタバタで、玉子焼き作りたいなら逆算して起きなよー!なんて思うこともありますが・・・おそらく学校へ行くまでのルーティーンになっているし(学校へ行くパワーを集めている感じ)、朝ごはんに玉子焼きが1品増えるのはありがたいのです。
そして何より美味しい。
長男の玉子焼きは塩のみタイプ!
気付けば毎朝長男の玉子焼きを食べることがルーティーンになっていると今気付きました(笑)私も毎朝パワーもらっていますね。ありがとう!!!
私の人生の中で、玉子焼きはご縁のある料理のようです。
父が作る玉子焼き、長男が作る玉子焼きは最高の贅沢料理です。
ちなみに私は玉子焼きを作るのが苦手です(笑)
うまく巻けないのです!!!
子どもたちから「これ何?」と言われる程です。
子どもたちにとって母(私)の玉子焼きの思い出もきっとあることでしょう(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また金曜日♪