雲の旅 ジャワ島【Solo活 バティックと村と】
ビュッフェスタイルの朝食のダイニングのスタッフともすっかり顔馴染みになり、
ワタシは毎日エスプレッソマシンでカプチーノを入れていたが、
ある日機械の調子が悪く、スタッフが後から入れて持ってきてくれた。
それがラテアートつきで、ナイス!って喜んだら、次から持ってきてくれるようになった。
なので毎回喜んだ(笑)
さて、Soloでの活動も実質最終日となったこの日は、
再度バティック村に訪れることに。
Laweyanへ
時間短縮のため、行きはタクシーで向かった。
今日はぜひバティック体験をしたいと思い、前回最初に見たお店に行ってみようと歩いていたら、別のお店の店先で女性陣が作業をしているのが見え、
ちょっと見学。
店内も見ながら、スタッフの人にワークショップはあるか聞いたら
あるということで、柄のサンプルを見せてもらう。
なんとなくここでやっていようと思い、お願いした。
いくつかある柄から、あまりよく考えず選んだ。
どれもそんなに変わらないのでね。
柄の線が引いてある布を持って、先程の3人娘の元へ。
一人が席を立ち、そこへワタシが着席。
みなさんが名前を教えてくれたが、さっぱり覚えられない・・・
なので
「ティーチャー」と呼ぶと、喜んでくれた(笑)
早速、蝋をさす道具を渡され、線に沿って引けというが・・・
ボタボタたれる。
こりゃ難しいぞ!
ボターとなるから、さっさか引いていたら
「スロウ、スロウ」言われ、ゆっくり引くとボタ〜と。
もう、ひっちゃかめっちゃかで終了。
ティーチャーが少し補足してくれた。
最後に名前を書きなさいと。(と言ってたと思う)
これもまた難しく、筆記体でさっさかさーとひく。
別のティーチャーが日付を書いてくれた。
雲「ティーチャーたちの名前も書いてください!」というと
通じて、一人がみんなの名前を残してくれた。
蝋ひきが終わり、お店のスタッフの方が染色の作業のために奥へ案内してくれた。
お店の奥が工房になっていて、様々な過程の作業スペースに分かれている。
ここで先ほどの蝋を引いた布を染めてもらう。
職人さんの一人が作業の合間にやってくれた。
この過程が見たかったので、自分の作品はひどいものでも
大満足!
型押し作業場や先ほどの作業スペースを通り抜け、お店に戻る。
完全に分業化された工場といえる場所でした。
ティーチャーたちに完成したものを見せると、
一人が自分のスマホで写真を撮りたいといい、みんなで記念撮影。
なので、ワタシもスマホで撮ってもらった。
それが今回の旅で唯一自分が写っている写真・・・
そしてみんなランチタイムで家に帰っていった(笑)
いい時間に来たわ。
あっという間の作業で、何がなんだかわからないまま終わったが、
でもちょっとわかった。
これ、自分でもできるかも。
もうちょっと教わりたいな〜
型押しもやってみたかったな〜
そしてここからは、また街をぶらぶら。
壁と通りの写真になります。
ちょっとゴージャスなお店があり入ってみる。
バティックの折りたたみトートバッグを購入。
そしてコーヒー休憩。
この前も寄ったお店。
その時は外の席が空いていず室内だったが、この日はガラガラでいい席確保!
まったりしたら、そろそろ戻りますか。
なんか味のある壁やドアや塀に魅せられたLaweyanを離れます。
でもまた訪れるような気がする・・・
ゆる〜く、素朴で、でもなんだかオシャレなものもある
居心地の良い村でした。
でも間違いなく、ここからたくさんのバティックが送り出されている。
あのDanar Hadiの創立者もここLaweyanの小さな工房からスタートだった。
イメージとしては西陣織みたいなものでしょうか?
伝統と新しいスタイルを上手く融合させながら、新しい時代に引き継いでいる。
ただ、日本の着物と違い、デザインなので意外と現代にも普通に使われている。
制服などにはかなり取り入れられていました。
ハワイのアロハと同じですね。
そして現地の人はなぜか似合う!
浅くだが、実際のバティックの世界を観て体験できてよかった。
路地から往来の激しい道に出て、また歩きます。
近くの繊維市場に寄って、バティックのプリントの生地を購入。
Solo活、ほぼ行きたいところ、観たいところは網羅したかな。
本当はワヤン・クリッ(影絵)を観てみたかったが、ちょっと情報不足で今回は断念。
またいつか。
日課のビンタンビール飲みながらのSolo最終夜でした。
つづく
いただいたサポートは古道活動に使わせていただき、歩いた記録をお伝えしたいと思っております。よろしければよろしくお願いいたします。