徒然雲 花と森と川と雲 京都あるき
本日のお休みは京都に用事があり、ちょい遠征。
もちろん用事だけでは帰りません。
今日はずっとずっと行きたかった植物園へ寄り道することに。
京都府立植物園、noteでは花博士の記事に度々登場で、今年の頭から行く計画を立てると天気が悪かったりなんだりで機会を作れなかった。
そもそも気になったきっかけが、以前にちょろっと登場した
ワタシが所属（現在、幽霊部員になりつつある）するアーチェリークラブで
話題に出たことで知ったのでした。
クマコーチが経営するショップに集まってくる学生さんの中に
同志社のアーチェリー部の男子で、会うと何やら恋バナを聞かされていた子がいた。
その子が気になる彼女との初デートが京都水族館に行ったと報告を受け、
めでたく2回めのデートの約束もでき、その時に行ったのが京都府立植物園という報告も聞いたのでした。
ふ〜ん、今時の大学生のデートに植物園なんて・・・かわいい〜
そんなロマンチックな所なのかな〜と妄想していました。
今日はなんとなく自然に訪れる流れがやってきた。
ひとりですが（笑）
そして・・・その魅力にドはまりしたのでした。
すごかった！
素晴らしかった！！
烏丸線の北山駅を出ると、すぐ植物園入り口。
北山門からの入場。
マップを手に、右から順番に歩き出した。
とにかくボリュームたっぷりなので、歩いた順に綴ります。
実がかわいかった
まず針葉樹林というエリアを歩く。
街の中とは思えない、樹々の茂り方。
大木たち
もしや・・・と思い、キョロキョロあの木を探す。
あったあった！
しかし実はほとんどついていなかった。
なんだか気になる
そして、大好きなカツラの木が見事な枝ぶりで
かわいい丸い葉を、ふわりふわりとつけていた。
次に四季彩の丘というエリア
パーゴラには瓢箪やらのウリ科の実がつる下がっていた。
ヘビウリ
カドウリ
ヘチマ
お次は大好きな蓮池。
ここも素晴らしかった！
なんとも幻想的な景色。
美しさと儚さをみた。
小さな水草？藻？ がぎっしりと水面を覆い、
時が止まったような静謐な空気感に息をのむ。
この蓮池、花の時期にまた観に来たいと思った。
上賀茂神社の境外末社
この地では西陣の絹織物産業が発達していたため、
かつては織物業の神として信仰されていた
池の周りを歩く。
この池がまたとてもいい。
何時間でもボーッとしていられる眺め。
大きい
小道
大芝生前の森のカフェで休憩。
カフェというより食堂という感じだが・・・
スキ
お味？
ふつう
そして圧巻だったのが、このクスノキ並木。
ひとり声をあげて絶賛、賛美、驚嘆していました（笑）
「ひえ〜、すごーい、なんじゃこりゃ〜」
クスノキ並木の先が正門前広場。
大きくなるはずだわ・・・
クモバア
ということで、2時間ちょっと駆け足で巡った初京都府立植物園。
まだまだ見たりないが、とりあえず様子はわかった。
ここは一日過ごすことができるわ。
植物園という名の森の公園。
本物の山や森とは違った、なんとも言えないゆる〜い安心感と空気が流れる。
こんな森が近くにあったらいいなぁ。
今回は温室は見なかったので、次回は温室を見学したいと思います。
花が一番少ない時期と、入り口で係の方と話した時に言われたが、
全く気にならない、大満足の植物園あるきでした。
帰りは正門から出て、歩くことに。
こっちにも
ケヤキ並木が終わると、鴨川（賀茂川）に出た。
河原の道を南へ。
鴨川の河原、ちゃんと歩いたことありませんでした。
これがまたなんていいんでしょう！
いい道がずーっと。
気になる木
カモ
優雅です
ずっと歩いて行きたいが、とりあえず出町柳で川から離脱。
諦めた
いつもの京都御所コースへ。
今日は御所の東側の杜を歩いてみたら・・・
いましたよ！
大きな大きなトチノキ。
でもやはり実は落ちていず、なっているのも数個。
そしてここでも立派なカツラの木。
京都御所
寺町のお店を覗きたかったが、今回はスルー。
御池通に出る。
が出来ていた
烏丸御池から地下鉄に乗って京都駅へ。
危うく肝心の用事を忘れるところだった・・・
ということで、ちょっと寄り道のつもりの植物園、
とんでもない規模と内容と魅力がいっぱいのワンダーランドだった。
これは季節を追って訪れるべき所となりました。
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お寺でない京都。
それもよし。
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