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シルバー人材・カルチャースクール記録

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シルバー人材の仕事やカルチャースクールでの出来事などをまとめます。
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#文章講座

カルチャースクール「シニアのためのAI講座の変」

「初心者向け文章講座」 本日の文章講座は面白かった、というか僕ひとりで力説してしまったのだ。まずは「令和の米騒動」なる事象を盛んに報じるメディアのこと。 「コメ不足の話を聞いて早速、30キロのコメを買い込んだ」という知人がいる。ご飯が主食のようで米がなくなると困るらしい。 今日のカルチャースクールでその話をすると、「わたしも大変だと思ってコメを買いに行こうとしたの」と言う生徒さんのひとり。続いて「息子にコメがなくなると大変だから、コメを(大量に)買いに行こう」と言ったら

「3人で推理小説を書きなさい」カルチャースクール覚書

  カルチャースクールでは、毎回、僕自身の勉強のためにも様々な実験を行なっています。今回は受講生3人にそれぞれ「発端篇」「捜査篇」「解決篇」と分担して『合作推理小説を書いていただく』という実験です。 何も決めずに書いてもらってはメチャクチャになると予想されるので、まずは登場人物と事件の概要を決め、それに沿って、発端、捜査、解決の3つをそれぞれに書いていただくということにしました。 登場人物:吹き矢講師の田中(被害者)、井上明(被害者?)、吹き矢教室の受講生(佐々木、佐藤

カルチャースクール「才能」

 次回のカルチャースクールのテーマは「才能」です。前回、そのテーマで以下の文章を書いてきてもらいました。ちなみにここは、生徒さんの発表の場としています。  生徒さんたちは、才能とは・・・「生まれつき持っている能力」「環境によって受け継がれた能力」「努力の末に獲得した能力」と、考えているようです。  僕は個人的に才能というのは「誰にもある能力」と思っています。その能力を活かすためには、まず「興味を持たなくてはならない」のです。それは運動であったり、芸術であったり、芸能であっ

カルチャースクール「五感」

身体の内外から感じることができる“刺激”のことを言います。 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感以外にも、「固有受容覚」と「前庭覚」という大事な感覚があるそうです(発達ナビというサイト参照)。知らなかった。 固有受容覚というのは、力の加減、運動のコントロール、重力に抗して姿勢を保つ(抗重力姿勢)、バランスをとる、情緒の安定に働く感覚ということです。 前庭覚は、耳の奥にある、耳石器と三半規管を通して感じます。覚醒調節、抗重力姿勢、バランスをとる、眼球運動の補助、身体機能の把握

カルチャースクール ChatGPT補助あり

前回と今回(明日)のカルチャースクールでは「音」というテーマで書いてもらった課題文を講評するのです。提出してもらった課題分を修正したので、以下に転載しておきます。 しかし、文章を修正したのは僕だけではありません。僕が修正した文章を、さらにChatGTPに修正してもらったのです。できあがったモノを読んでみたら、僕が修正したモノよりも的確に修正されていたので驚きました。うん、あとはAIに任せればいい。アナログな文章講師を辞める潮時なのかもしれませんね。 ◆まずは、受講生Aさん

カルチャースクール「文章スケッチ」

昨日のカルチャースクール「初心者文章教室」では、お馴染みの文章スケッチを行ないました。風景写真や人物写真を見て、イメージする文章を書いてもらうのが基本です。 例えば下の写真を見てイメージできる文章を書いてもらうのです。それは写真を見たまま「森のようなところ、草むらに木々の影」という簡単なものでもいいですし、「森の中を歩いていると、突然、目の前が開き、丈の揃った草の絨毯が現れた」でもいいのです。 つまり、文章や写真でイメージできるものを表現してみるのです。これが「文章上達の

カルチャースクール「奮闘」

「近況報告」 僕がカルチャースクールで受け持っている「初心者文章教室」では、講座のはじめに参加者が近況報告をします。以前もご紹介しましたが、話すことは文章の上達に役立つと考えられるからです。聞く人に話の内容が伝わることが重要だからです。ですから、話す際には「いつ、どこで、誰が、何をしたのか、それは何故か?」というポイントを踏まえて話をしていただきます。それは、あちこちに話が飛びすぎて、まとまりがなくなるのを避けるためです。 で、先日は受講生のAさんが「ラジオで聴いた話」を

カルチャースクール「葛藤」

「うまくいかないね」 昨日は文章講座講師の日でした。 前回に出した課題(家族内の盗難騒動の話)作品を読むことを楽しみにしていましたが、生徒さんのひとりCさんは風邪でお休みで、もうひとりのBさんは「仕事が忙しくて」課題をやってきてくれませんでした(´。`)トホホ。Bさんは外食産業の厨房で働いているのです。 こうなると僕が前日まで必死に考えた「全員揃って完成する文章練習」もできなくなってしまうのです。困りましたね。今後は全員が揃わないという万が一のことを考えて課題を考えなけ