20kg痩せて30kg太って鬱になって気合いで適正体重に戻した過去【ダイエット失敗→摂食障害になった話し】
高校時代から社会人にかけて劇的な体重の増減をした話です!
このお話はわりと知ってる人が多いのと、同じような体験をしている方も多く、読むだけでも力になれるかなと思い記事にしました。
(かなりざっくり、端折って書いています!)
興味ない方はつまらない記事だと思いますのでお戻りください٩( 'ω' )و
※重たい話しかもしれませんので注意!
十代の頃、栄養やダイエットの知識が全くなく‥
食べなければ痩せる!!
と思い込んで極端な食事制限をして摂食障害をやらかしました。
16才から26才頃にかけて、大体10年くらいかかったかな?治った!という瞬間はなかったですが、何年もかけて徐々に落ち着いてきた感じです。
●高校生時代(ダイエット→拒食へ)
当時、私の周りはダイエットが流行っていて細ければ細いほど美しい!適正体重は太ってる!という認識がありました。
元々食べるのが大好きでどこいっても大盛りを頼んでいました←
最初は
・18時以降食べない
・夜ごはんの主食を豆腐
・朝にバナナ食べる
などその程度だったのですが、どんどんヒートアップしてしまい炭水化物を完全に抜くように‥
炭水化物を一年半一口も食べませんでした。
本当に「一口も」!
友達とのご飯はサラダだけとか。
その時の自分の鋼の意志はすごかったです。
結果
最低体重は30kg台、生理が止まり、胸はAカップ以下、お風呂で気絶して病院に連れていかれます。
それでも自分はとても嬉しかったのです、こんな自分でも細くなれた!と。
当時の友達や家族は食べさせようとしてきたり、すごく心配してきたけど、ガン無視。
細いのが可愛いんだから!!!と聞く耳もたず。
食べないのに何時間も走る、岩盤浴に長時間居座り水を一滴も飲まない、過呼吸になりながらビリーズブートキャンプ‥
頑張る方向を間違えてましたが、すんごい努力していました!人生で一番頑張っていたかもしれないです。
(大学の面接で一番頑張った事は?と聞かれて自信満々にダイエット!と答えた位!←落ちた)
●高校3年生(拒食→過食へ)
きっかけは自分の誕生日、おばあちゃん家で誕生日の祝いをしてもらった時の事でした。
寿司、ステーキ、ケーキなど、大量のご飯が用意されています。
拒食症は「食べたい」のを「我慢」しています。
本当はすごーく食べたいのです。
でも食べるととんでもなく自己嫌悪になります( ; ; )
その日は食べたい‥どうしよう‥誕生日だし少しだけ‥と思って食べました。
その一口をきっかけに食欲が止まらなくなり過食に移行します。
●高校生最後に激太り
過食に移行した時が一番情緒不安定でした!
「食欲」と「意思」が全く別物なのです。
食べたくない!痩せたい!のに食欲が止まらない‥!
「食べたくない」のに「食べなきゃいけない」という自分の意思と裏腹に泣きながら食べる毎日が続きます。
(胃はパンパンなのに満腹感を感じない恐怖の感覚‥)
一人前は全然足りなくて、家族分のご飯+冷蔵庫にあるもの+コンビニで爆買いなど。
一年半かけて痩せた体重が半年で30kg増!
30kg増えたところまでは確認しましたが、そのあとは自暴自棄になって体重計を捨てました。
なので実際はもっと増えていたかも?
あんなに頑張ったのに元の体重より増えるなんて、可哀想にもほどがある!←
過食症は嘔吐するタイプと、非嘔吐の2種類がありますが、私は吐かない方でブクブク太ります。
吐こうとしても吐けず‥
下剤を乱用し、腸が動かなくなります。
吐けない過食症は「代償行為」として過剰な運動をしたり、下剤を使ったり、次の日断食したりすると病院で言われ、まさに自分の事!という感じでした。
「過食」と「代償行為」の繰り返しで鬱になります。
ストレスで蕁麻疹がでたり大変でした。
この頃から胃下垂?になり食べたらお腹がとんでもなくでます。
大人になってからは食後、妊婦に間違われて電車の席を譲られる事もあります。(←座った)
とにかくこの頃はグレており、高校中退して通信制へ転校します。
食費や浪費癖もあり、一人っ子なのですがお金が4人分かかると言われてました。母と父ごめんよ!
●太ったまま大学生に突入
ぐれまくりの高校生活を経て、なんとか大学へ。
この頃は、食欲が止まらないなら食べればいい!と開き直り食べまくります。
この時の自分が一番嫌いでした。
そうすると、だんだん一人前の量で満腹感が感じられるようになります。
(満腹感があるだけで情緒不安定は変わらず!)
体重は減らないけど食欲が人並みになった!という事で人生二回目の本気になります。
「食事制限なしの運動」モードへ!
あとは身体と栄養についてすごく学びました!
炭水化物の重要性、身体の仕組みなど‥
●和食中心の食事
●有酸素運動(60分~90分)
↑この2点を守り過ごすようになります。
(運動しなきゃ!という脅迫観念がありましたが‥)
バイトも頑張ってました。
そこそこ稼げる歩合のバイトをしており、エステ通い、ダイエット用品など色々買い込んだり、脂肪吸引(90万)もします。
学校・遊び・バイトの他に「運動」する時間を必ず作っていました!
食べすぎた次の日は学校行かずに一日中運動するなどしてたので、まだまだ病的な思考でした。
●ぽっちゃり社会人へ
大学をギリギリで卒業後に羽田空港の国際線に就職します、スカイラウンジで受付やってました。
この頃は摂食障害というほどではないけど、食べるものをすごく気にしたり、運動の脅迫観念が消えなかったり、少し食べ過ぎたと思ったら下剤を飲んだり、まだまだ名残りがある感じ。
国際線は24時間でシフト制なのもあり、身体を壊し2年で辞めました。
(この頃ヨガはじめます!)
●ぽっちゃりフリーターになる
高校生から大学までやっていたアルバイトに戻り、そのまま契約社員という形で仕事する事になります。
まだまだぽっちゃりですが食事は人並み、運動する頻度も少し減り「思考」がだんだん正常になりました。
「食べても罪悪感がない」
「運動しなくても大丈夫」
と思うまでに約10年かかりました。
どっかに8年と書いたかもしれませんが、ちゃんと数えたら10年でした!
今でも痩せたいとは思うけど、食べるの幸せ〜と思ってます。
何故こうなったか?色々思い返して思う事は
●自分へのコンプレックス
●完璧主義
からきてるのかな〜と思います。
当時は常に可愛くなりたい!と思ってました。
今は完璧主義の性格も落ち着いています٩( 'ω' )و
あとは自分だけと思ってた事でしたが、結構これで悩んでいる人は多いです。
ダイエットした事ない人や、食事をあまり気にしてないという方は理解しにくいかもしれません。
どうでしょうか?
あとは自分じゃないけども、家族や友人や恋人など、身近な人がコンプレックスに悩んでいたり、ダイエットやりすぎていたり、摂食障害の思考がある人もいると思います。
悩んでいたり、似たような環境の方、身近に悩んでいる方がいる時はなんでも相談してください♪
私はかなりの重度から立ち直れたので!何かアドバイスができるかもしれません( ´∀`)
今は健康的に痩せたいな〜と思っています。
食べるのも好きなので、我慢をせずに過ごします!
ヨガをしてからはなんとなく心も落ち着き、食欲やメンタルもだいぶ安定したように思います。