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日本は内定に響くのを気にして、
学校を休ませたくない保護者や、休みたくない生徒がいるそうですね。

先日、日本の学校の先生とZoomでお話しする機会があり、
そう聞いてびっくりしました。

最近では皆勤賞をなくそうという動きもあるそうですが、
いまだに皆勤賞を表彰している学校があることにも驚きを覚えました。

休まずに学校に行くことって大切ですか?

皆勤賞を目標にしてしまうと、
もっと大切なことがおざなりになってしまう気がします。

具合が悪いのに無理して学校に行くことに、
一体どんな意味があるのでしょう?
例えばそれが風邪なら、
無理して登校すれば人にうつしてしまいます。

アメリカは病欠に関するルールがとても明確です。
熱が100F(37.7℃)以上あったら登校できません。
解熱剤を使わずに、熱が下がってから24時間経過しないと
学校に戻れません。
嘔吐や下痢があったら24時間経過しないと学校に戻れません。

学校で発熱、嘔吐、怪我などしたら、
すぐに迎えに来るように連絡がきます。

この明確なルールのおかげで、
学校での感染を最小限にすることが出来ます。
さらに親も「子供が熱を出したから」と
仕事を休むことに、みんなが理解と協力をしてくれます。
だって、自分が子供だった時に、熱を出したら親が仕事を休んでくれて、
それが当たり前で育っていれば、
子供の熱で仕事を休む人に文句を言う人なんていないのです。

日本にもこういったルールが導入されると、
学校や仕事を休むことに対して、
気持ちを楽にできるんじゃないかなぁと思います。

アメリカのいいなぁと思うことと
日本を離れたからこそ分かる、日本のいいなぁと思うことも
発信していきます。

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