痛くて面白くて泣けた日記
とっても満足のいくブレンドがまた出来てしまった✨私って天才かもしれない🤩
なんて調子に乗ってご機嫌の気持ち良く晴れた日、自転車でお気に入りのパン屋さんで久しぶりにランチしちゃう?と昼休みのパートナーと颯爽とおそろの青い愛車、清流長良川号(勝手に心の中でそう呼んでいる)を走らせた🚲
曲がる予定の角を行きすぎて、その角を曲がって戻ろう、とパートナーが言った時に目に入った大好きなお菓子屋さんでジェラートが始まったとの張り紙を発見❤️
先を進む彼に伝えるべく、「アイスクリーム!」ズザーン、ガチャーン、ゴトン、「いたいいたいいたいいたい!」私は垂直に乗り越えるべき段差を平行に登ってしまい、タイヤを滑らせて派手に転倒した。転んだ先にあったのは鉄製の椅子、頭をぶつけたせいで、お店のウィンドーに当たったが割れてはおらず、お店もまだ開いてなかった(中にいらした方にはびっくりさせてごめんなさい)のが不幸中の幸い!
うずくまってうめいている私に、心配そうに駆け寄る彼と、騒がしい私の声に反応して周りの方も、大丈夫かしら?と遠巻きに見守ってくださっている。
食いしん坊が祟って、不注意で転倒したのと、わーわー騒いでしまったのが恥ずかしくて、そのままうずくまっていたかったけど、彼に促されて起き上がるとズボンに黒いシミ(血)が!そして穴まで開いている!ひぇ〜😫またやっちまった😭
実は去年も酔っ払ってバスのステップを踏み外し、やらかしていた。
痛くて辛くて泣きたいけど、私にはこの日遂行しなければならないミッション(パン屋さんでランチ)があったので、気を取り直して自転車を押して行こうとすると、比較的近くで見守ってくださっていたマダムが、「うち近いから、手当して行かない?消毒だけでもしといた方が良いんじゃない?」と声をかけてくださったので、素直にお言葉に甘えることにした。
なんせ去年は傷が小さいし大したことないと、キズパワーパッドで対処した傷が、案外深かったので治りが悪く、しかも化膿してしまっていたので怪我をして1週間後に抗生剤の点滴を3日間した後、世間がゴールデンウィークの中、ほぼ毎日消毒の為に病院通いだったのだ。とほほでした。
とまれなんて優しいお方💖神様か天使様ですか😇
その方のおうちは2階が玄関で、一瞬怯んだけど、怪我してるのに急な玄関でごめんね〜と謝ってくださり、お邪魔させてもらうだけでありがたいし、まだその時はアドレナリンがでてるから痛みがましなのと、恥ずかしいからこの場から早く居なくなりたいのとで、いそいそと上がらせていただいた。
新品のマキロンを開けてくださり、「すみません、新しいのを💦」と言うと、「丁度新しいのがあってタイミングよかったわ❤️」なんて言って下さり、「絆創膏は私持ってますのでー」と言ってみたものの、実際はそれが入ったカバンも携帯も下で待ってるパートナーのもとにあった😅
また降りるのも難儀だったので、マダムが絆創膏を出してくださったのだが、あったサイズでは覆いきれない傷の大きさだったので、とりあえずティッシュで傷口を抑えて、セロテープで止める応急処置にして貰った。
私は、痛みにも弱いけど、痛そうな傷口と血を見るのはもっと辛かったので、とりあえずそれが隠せて、とても優しくしてもらえて、傷は痛いけど心は嬉しかった。
その後、すぐに病院に行くことも考えたけど、そんなことがあってもお腹は減っているので、とりあえずランチしようと目的地に向かった。痛み<食欲💪
私は予定通り二人で食べるつもりだったけど、パートナーは自分だけ自転車で家に一旦帰って車で迎えに来てくれるとのことで、私はお昼を食べながら待たせて貰えば良いとのことで、またこの優しい提案に乗っからせて貰った。すみません。
ズボンが破れて血が滲んだ足元を隠しつつ、何事も無いような雰囲気で例のパン屋さんで奥のカウンターに通していただく。
膝を負傷していたので、脚を曲げずに済むカウンターに通して貰えてありがたい。
久しぶりに伺ったけど、ちょっとずつ沢山の種類のパンのランチプレートはやっぱり美味しくて、添えられた小さなサラダや、スープも美味しい😋
転倒事故によってこわばった身体に染み入る暖かい紅茶を頂いて、お昼を食べそびれた彼の好きそうなパンを何点か購入して店を出た。
到着の連絡をくれた彼は既に私の自転車を積み込み、車を出して助手席の私に診て貰えそうな病院を探すよう指示、色々な病院は近くにあれど、お昼時は皆さん一旦閉められることが多いようで、なかなか見つからなかった。近所のいくつかの病院にも連絡してみたけど、午前の受付終わりましたとか、紹介状なければ初診料7000円ですが大丈夫ですかって😅うーん、じゃあ少し待って、受付再開の一番早い病院に駆けつけるかーってなって、改めてドラッグストアで大きめの絆創膏と消毒を買って処置しなおした後、いつもお世話になっている、隣にお住まいのばぁば(パートナーの亡くなった奥様のお母様)に車で送って貰える様にお願いして貰ってパートナーは仕事に戻った。
ばぁばは自分の為なら作らないけど、あなたも食べるならと毎朝私に美味しいお味噌汁(赤味噌から手作り!)を分けてくださる心優しい方なのだが、この時も、家にヘルパーさんが来てくださっているので、ちょっとふらつきが心配なじぃじは見てもらえるとのことで、夕方のお忙しい時間にも関わらず、病院に付き添ってくださった。以下痛い表現がありますので、私同様、苦手な方は読み飛ばしてください。
私はただの怪我なのでさっと処置してもらえたらすぐ帰れるものと思ってたけど、実際は傷が結構深いし、膝曲げるところがぱっくりなので縫うことになって、念の為骨折して無いかレントゲンも撮って、頭も打ったならCTも一応とのことで、極め付けには抗生剤の点滴も打ちましょうとなって結局病院には4時間も滞在、ばぁばをお待たせしてしまった😫
ばぁばは前日もじぃじの付き添いで病院で退屈だからこの機会に読むわと、私が読んで面白かったのでお勧めした東京都同情塔を引き続き読んで待ってくださった。
途中遅くなるからと連絡したじぃじも、それなら自分でご飯作るかと始めようとしたところが、パートナーが仕事終わって帰ってお二人の分も晩御飯作るよってことでみんなに感謝〜🥹
私は痛みにとっても弱く、昔犬に噛まれて一針か二針縫う手術の時には怖くて先生の前で泣いたけど、もう大人だから「痛みに弱いのですが、麻酔は打ってもらえるのですか?」と心細さを隠しきれず、正直に看護師さんに聞いた。
「もちろんです😇そうでないと痛すぎて無理ですよ〜」うーん、よかった(のか?)その麻酔がまためちゃくちゃ痛くて、痛いですよ〜って言われて、ですよね〜ってこころのなかで耐えた。何箇所か刺してくださって、感覚は麻痺してるんだけど、結構ぐいぐいおしたりひっぱったりされてる感覚分かる〜😞その時思い出すには遅いのだけど、前回もこの先生にお世話になった時、なかなか攻める方だった〜
深い傷を麻酔なしでぐりぐりしっかり奥まで消毒してくださったもんな〜😭
(辛かったことはわりと忘れられる良い性格)
処置は終わり、傷口が開いてしまう為、膝を曲げてはいけないので靴を履こうとするも体が硬いので足元の靴に手が届かず、難儀していると看護師さんが履かせてくださった。こういう時に普段ストレッチとかしておくべきだった〜!と思っても後の祭りで、CT撮影や、抗生剤点滴の後など他の靴を履かなきゃいけないシーンでも、私が苦労しているのを周りの方が気づくと皆さん履かせてくださった✨
勝手にシンデレラ😇なんて優しい世界❤️🩹私も治ったら、ストレッチはもちろん、困っている人が居たら進んで手を貸そうと思った次第です。
翌日もまた消毒に病院に伺った際、膝を曲げずに歩くのは不慣れな為、杖を借りることになり、使い方を教えていただく為に、理学療法士の方にも少しお世話になりました。
今までは比較的とくに怪我も無く、割と健康だったので、病院とはあまり縁のなかった私ですが、ここ最近植物療法や、起業仲間の内に理学療法士の友達が出来て、そのお仕事内容をなんとなく把握し始めたタイミングで、彼/彼女らの具体的な活躍されるような場面を垣間見ることができ、身体の痛いところや動かしにくいところをサポートしながら一緒に良くしていくお仕事は、辛い思いをした患者さん方に寄り添える素晴らしいお仕事だな〜と改めて尊敬の念を抱いた😇
また、整骨院をやっている起業仲間にも心配してくれてる旨のメッセージを貰い、彼は彼でなかなか大変な思いをしているなか、「死ぬこと以外かすり傷」だとさらっと言っていて、思わず男前かと突っ込み😁
このまま膝を曲げずにしばらく過ごしたら、膝が固まって曲がらなくなってしまうかもと恐れていたけど、10日後に抜糸した際に先生にリハビリした方が良いですか?とお伺いしたところ、「若いから大丈夫!」のことで、傷が治り始めたらすぐに恐る恐る曲げてみることから始め、もう今は再び自転車に乗れるところまで回復。お騒がせしまして、ご心配いただいた皆様ありがとうございました。
今回、そんなに大した怪我でないけれど、杖があった方が歩きやすかったので初めて松葉杖デビューした訳だが、周りの皆さんにとっても親切にしていただけ、却って余計に気を遣わせてしまうのが申し訳なかった。しかも杖をお借りするのってデポジットはあれど、無料でお借りできるんですね😇
病院にもよるのかもだが、知らなかった〜!
杖を使って歩いている間も、杖が要らなくなってからも少し足を庇うような歩き方をしてしまう時も、なんだか世の中捨てたもんじゃ無いな〜と思えるほど私の周りの世界は優しかった😢
普通に過ごしていたら分からない人の優しさに触れることが出来て、そして自分も辛い思いをしている人が居たらその気持ちに寄り添うだけでも、私の様にその方の気持ちが少しでも前向きになって貰えたら良いなと思った。
植物療法の恩師の森田先生も常々、「良いことは悪い顔をしてやってくる」と仰っているように、万事塞翁が馬なので、一見ネガティブなことも何か意味があることだと捉えて日々過ごしていきたい。ちょうど最近お店に来ていただいたお客様も同じようなことを仰っていたので、またもメッセージしかと受け取りました✨
いづれにせよ、情けない理由で怪我をしてしまい、食いしん坊は身を助けつつも、滅ぼす!?事件で得た教訓は、何事も驕らず、自転車に乗るときは全集中で!
努力義務のヘルメット(膝サポーターも必要!?)も近々購入して、ストレッチも怠らずといった反省を活かしたい!事故なんていつ起こるか分からないからこれもある種予防だし、歳とってから柔軟性のありがたみに気づいても遅いので今から始めるに越したことはないよね。ピンピンきらりをめざしたい✨
どんくさいのも、運動して反射神経鍛えたらましになるかな〜。
タイトルに面白いと書いた割にそんなに笑えなければごめんなさい。
でもパートナーは心配して介護してくれつつも、方々で私の食い意地が凄いと笑い話にしてたので自虐的な意味も込めて、楽しんでもらえたなら幸いです❤️🩹