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クリスマスの精神

今年は久しぶりにケーキを作らないクリスマスかなと思っていたけど、元同僚が人が少なくて心配してたのと、元雇主からも打診があったので、助っ人としてバイトしてきました。
23日は植物療法の授業があり、24日は本業のお店があったのでハイブリットワークしてきました😀やっぱり製菓の仕事は大変だけど、楽しかった😆
パティシエにとってクリスマスは年間の中で短時間の集中力における力量が一番試される、集大成のような時期かと思います。一番大変な時期かと思いきや、実はその後に続くホワイトデー、年度末においての進物需要までの長距離走の方がより大変だったりするのですが、お店や人によるのでしょう。

しばらく製菓の仕事を離れていたので、必要な筋力が随分落ちていたのにびっくりしました。やっぱり、製菓の仕事は毎日の積み重ねだと実感します。
そんなこんなで、今も現役で頑張っている元同僚や、店主達を改めてすごいなと尊敬の念を込めてサポートしました。時々、疲れのレベルが違うので私が元気すぎて困らせることもありましたが、基本的にはお役に立てたかと思っています☺️

大変な時期は、働いている本人達だけでなく、その家族も同様です。例えば私は、サポートに回る側なので本業の方と比べると比じゃないですが、やっぱり普段やってない仕事だけに肩が凝ったり、ハイブリッドワークで行ったり来たりで疲れちゃったので、パートナーに肩を揉んでもらったり、あったかいご飯を持ってきてもらったり、色々お世話になりました。本業のお店番を変わってもらって、お昼寝タイムも取らせて貰いました。
同様に、パートさんの旦那さんも元飲食店勤務とのことで、苺係としてクリスマス期間だけ同伴出勤されていました。また、パティシエの子どもはお爺ちゃんお婆ちゃんに預かって貰って、サンタさんがまだ来てないと心配したり、不運ながらお店のそばで車に接触してしまったりしてしまいましたが、仕事で限界状態の両親に気を遣って甘えるのを我慢していたように思ったので、一緒に長良公園のイルミネーションを見に行くのに誘ったところ、とっても喜んでくれて私も嬉しかったです。地元の高校生達の試みが本当に素晴らしかったです。

コロナでなくなっちゃったイルミネーションを復活⭐️
青春の1ページやね💖

ところで、サンタさんて実際いるのかという質問は私も小さい頃に父にしてみたことがあります。その時の父の回答は、「神様の存在は信じる?信じるならサンタさんも存在するよ」とのことでした。その頃私は、無宗教でありながら、神様の存在は感じていたので(調子の悪い時だけ神頼みする調子の良い日和見信者でした😅)むしろその存在を否定するなんて罰当たりな!くらいの勢いだったので、サンタさんも絶対いるのだと思っていました。

そして割と大きくなってもその存在を信じていればサンタさんはいると思っているので、今でも信じています😌クリスマスはキリスト生誕のお祭りですが、冬至の時期と重なり、昔人々が太陽の力が段々弱まってこのままなくなってしまうのではないかと思っていたところ、実は冬至を境にまた日が長くなることに気づき、それを祝うお祝いが起源だという説もあります。陰が極まって陽に転ずるきっかけなので、皆の気持ちがふわっと明るくゆるむ方向に向かうこの時期、自分はもとより、周りや他の皆にも優しい気持ちになれるのが、クリスマスの精神=サンタさんの存在なのだと思います。気をつけてみてみると例えば他にそれは自分へのご褒美だったり、ボーナスだったり、お歳暮だったり、歳末助け合い募金だったり、そこかしこに現れていて面白いです。私も年末はお財布が緩んでしょうがないです😅これを書いている今も、両手いっぱいにご馳走を抱えて名古屋の市場経由で帰省途中の車内です🚃

活き活き伊勢海老
マグロの中落ち注文

サンタさんは欲しいプレゼントを間違いなく届けてくれるはずなのですが、ある年、欲しいものと違うものが届きました。本当はハートカンパニーという子供用メイクアップセットのおもちゃが欲しかったのですが、届いたものはキティちゃんのポーチに入った子供用メイクセットでした。同じようなものだし、大人になった今は後者の方が汎用性があってより価値があるのがわかるのですが、当時は私の中で、絶対ハートカンパニーでなくてはダメだったので、母にその旨を訴えたところ、「お父さんに頼みなさい、どうやったら貰えるか自分で考えてみなさい」と言われました。確かに、クリスマスプレゼントはもう貰ったし、子供用メイクセットはもう手に入っているのでおねだりするのはそう簡単ではありません。
そこで私は交渉手段を考えました。当時父は愛煙家で、私は時々タバコを買いに行かされるのも嫌だし、臭いし、そもそもタバコって本当は体に良くないらしいことなんとなく知っていたので、父は禁煙を、私はお菓子を我慢するのをいつまで続けられるかの我慢比べを持ち掛けました。私が勝ったらハートカンパニーを買ってもらえることを交渉しました。そして父はこの勝負に負けて、私はめでたく欲しいものを手に入れました。
これをきっかけに父も改めて禁煙を決意したので私にとって一石二鳥でした😊

https://mandarake.co.jp/dir/nkn/plastic/2020/10/23/post-186.html

今回このことを思い出したのは、また再び私が大好きなお菓子をしばらく断つことを決めたからです。タバコと同じく、砂糖も中毒性があり、私はきっと一生分の砂糖をもう摂取してしまった自覚もあり、身体に影響があることを知りました。小さい頃に一度治ったようにみえたアトピー性皮膚炎に再び罹ってしまい、かれこれ6年ほど薬なとで治療を試みるのですが、なかなかよくならず、新薬の注射なども皮膚科のお医者様より勧められるなか、そもそもの原因を探ってみようとのことで、思い当たる節を一つずつ除去していこうという試みのひとつです。小さい頃のように、この自分との戦いに勝てた暁にはつるぴかのお肌を手に入れることができることを願います🥺

長くなりましたが、最後に大好きなクリスマスソングの歌詞を引用です👇

Written by Josh Wilson

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