言葉を編む・・・
ネタが無い ・・・・・
暇しているので、刺激がない・・・・・
そんなこんなでnoteの更新に困った。
別に毎日更新なんて考えてはいないのだけれど、ネタが無い癖に何か文章を綴りたい。
note開いたら、「読んだ本の感想を」というnoteさん側から提案が。
そうだ、こんな本持ってる♪
昔、昔、その昔・・・・
気まぐれに買った短歌集
気まぐれって言ったって、興味はもちろんあったのよ。
でも当時はざ~~っと目を通しただけ。
最近、ふたたび興味が復活!
ってところで、再び目を通している最中・・・・
俵 万智さんと言えば、もう大御所ですよね。
そして、我が家は読売新聞を購読中ですが、毎週の「読売歌壇」も楽しみにしています。
俵 万智さんも選者として「評」を記されております。
この読売歌壇、短歌を味わうだけでなく、言葉もえらい勉強になります!
ワタシなんぞは歳ばっかり喰っていながら、語彙の乏しい事では誰にも引けを取らなくて、こうして文章を綴るにも恥ずかしい思いをしています。
この読売歌壇で、知らない言葉をどれだけ知ることになったか・・・・
今日の花壇では、「くちなわ」という言葉を知りました!
「炎天下に 車に轢かれ 干からびた
くちなわの死を 処理する豪雨」
※くちなわ=蛇
語彙力のないワタシは、文章を綴るにおいて致命的と言える。
自分の知っている言葉のみで表現すれば、薄っぺらい、軽い、浅いの三重苦。
言葉もどんどん新陳代謝を繰り返しているとは思うけれど、だからと言って、古い言葉を使わなくなるって言うのも、文章の重みに欠けますねぇ。
以前、本屋大賞を受賞、そして後に映画化もされた「舟を編む」三浦しおんん・著は、それこそ言葉がテーマでありました。
百科事典を作る作業の難しさ・苦しさが表現された内容でしたね。
消えていく言葉 新たに載せられる新しい言葉。
その取捨選択は非常に困難と言えますね。
小説でも短歌でも、その言葉によって、イメージが更に広がりを持って読者を引き込んでいくんですものね。
あまり使われない言葉では知らない人もいて、そのイメージを広げるって事に難がある。
逆もありで、新しい言葉ではワタシみたいなお婆では分からない。
ワタシが最近なぜ短歌に興味が出て来たか?
それはもう、・・・・少ない言葉でもって、イメージを沸き立たせ、読んだ人それぞれの想像が数多く生まれるって事でしょう。
語彙力のないワタシにとって究極の勉強ですね。
脳活です! 脳の皺を減らすことなく、まだ皺を増やしたい!('◇')ゞ
ワタシが持つ、俵 万智さんのたった2冊の歌集ですが、読んでいて言葉だけでなくその表現力に・・・やっぱり天才だなぁと。
特に、古典の「みだれ髪」を現代語で表現するって言うのは相当の言葉を知っていなけりゃ出来ないですよね。
そして、感性!
本当に面白いです! へ~~!こうなるのか~?って言うのが大変興味深い!
ひとつだけ、ご紹介しておきましょうかね?
「今はゆかむさらばと云いし夜の神の御裾さはりて我が髪ぬれぬ」
「行かなくっちゃ」朝のワイシャツ着る君の裾を涙で濡らしてしまう
愛しき人と夜を共にし、朝になりその人と離れがたい辛さを詠んだものですね。
恋心が沸々と伝わります・・・・
天才ですよね~~♪
古典をこんなに瑞々しく現代に置き換えるなんて~~
短歌って本当に難しそうなんですが、ワタシも身近な出来事を、短く表現してみたい。
もっぱら話が長くなるワタシですから・・・
もっぱら娘にウザイって言われるワタシですから~・・・
端的に思いを表現する!これが出来たらなぁ~っていつも思ってます。