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異国の地で感じる“味覚のマンネリ化”をどう乗り越えるってお話
皆さんの「これは美味しい」ってものはなんですか?
わたしは、とろろそばです。
鰹節と醤油、そしてみりんで蕎麦つゆを作る。そしてとろろと刻んだ海苔、さらに山葵を準備する。
蕎麦は冷水でしっかりしめてからざるに盛る。
これをズルズルととにかく食べる食べる。これがわたしが思う最高に美味しい料理です。
いまのところ、中国でとろろを見つけられないのが残念です・・・
さてさて、中国にも美味しいものはもちろんあります。
中国に来たばかりのころ、何を食べても美味しいね〜こういう食べ物もあるんだねと妻と一緒に感動したものです。
それなのに最近、そういった感動をまったく感じなくなってしまいました。
あんなに美味しいと思った烧烤(中国炉端焼き)も、蘭州拉麺も、海鮮おかゆも、今は当たり前になってしまってのか、さほど心も動かされません。
どうしてなのでしょう。
食べ過ぎてしまって飽きてしまったのでしょうか?
でも、そうなると説明できないことがあります。
どうしてわたしは子どもの頃から今に至るまでとろろそばを心から愛しているのでしょうか?
蕎麦に飽きる自分を想像できません。
蕎麦以外でも飽きずに喜んで食べているモノがあります。例えば、卵かけご飯や納豆はいつ食べてもおいしいな〜って思えます。
でもこれがハンバーグとか、から揚げとか天ぷらになると違います。
どれも好きな料理で美味しいと思うのですが、週に何度か同じ料理が続くとちょっとウンザリしてしまいます。
そうなると、中国料理に感動しなくなったのも理解できます。
食べ過ぎて飽きてしまったのでしょう。
そして、自分にとってのソウルフードとも言える蕎麦とか、卵かけご飯とか、納豆が欠乏してしまい食全体に対する関心が弱くなったのかもしれません。
さて、今後どうすれば良いのでしょう。
もちろん今のままで何の問題もありません。そもそも毎日食事で感動する必要はないのです。
でも、できれば妻と食事するときに美味しいねとうなずき合いながら会話したいと思ってもいます。
また、蕎麦も納豆も生で食べられる卵も手に入れようと思えば手に入れることができます。
それで、ちょっと割高ですが懐かしくて愛してやまない食材を楽しみながら、適度に中国の料理を楽しむようにしてみようかなと考えてます。
妻からは、たまには日本に帰ったらと言われています。
そういえば、最後に日本に帰ったのは去年の11月中旬でした。
もう、一年近く帰国していないので、日本に帰りゆっくりするのも良いかもしれません。
でも、寒いの怖いし、お金も使いたくないしな〜と躊躇しています。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日〜
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