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わたし日本語教師なんです

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日本語教師としての悩みや気づきについて書いたnoteのまとめです。
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#日本

日本文化講座を担当して、日本をもっと知りたいと思った話

今月、わたしは日本文化講座「日本の歴史(奈良時代・平安時代・鎌倉時代」の講師をしています。 参考にしたのは、日本の小学校・中学校の歴史の教科書、そしてAmazon Kindle アンリミテッドで利用できる歴史関連の本です。 学校の授業のようにならないように。でも、教養とまではいかなくても日本の歴史に関して知識を届けたいなと思い準備しました。 参加者は3人と少なめでしたが、質問やツッコミもありましたので成功だったと思います。 今回、情報の提供者になるにあたって、まず自分

相手を傷つけるのではなく、気遣うことがアドバイザーに必要な資質

わたしの仕事はアドバイスすることです。 例えば、他の教員の授業に参加して気づいたことを伝えます。また作られたテキストや教材を確認し、意見を述べます。 意見される方も気を遣うでしょうが、意見する方も気を遣います。むしろ誰かに提案したりフィードバックする側は、アドバイス受ける側よりもはるかに時間も気も遣うべきなのです。だってわたしだって教師であり、自分を喜ばすわけにはいかないのです。 この記事で書いたとおり、少しでも偽善や欺瞞を相手に感じさせると、相手はこちら側の提案を受け