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「考えているつもり『状況』に流されまくる人たの心理学

僕は心理学の本が好きです。
心理学は人間を理解する上で、役に立つ学問だと思う。読んでいると、「なるほど」「確かに」「へぇ〜」「あるある」と学びと共感があるため、サクサク読める。

これまで、そこそこの心理学の本をたくさん読んできたが、その中でも最も気に入っている本は「考えているつもり『状況に流されまくる人たちの心理学」

これの本は残念だが、本屋で注文しても手に入れるのは、ほぼ無理の本。
近くの図書館に運よく貸し出しされていたため、これまで3回借りた。めちゃくちゃ面白かったたか、どうして手に入れたくメルカリで検索すると、ほぼ定価で販売されていため即購入。購入できた時は、本当に嬉しかった。

この本は、人は自分では考えているようで、無意識だったり、見たままの印象に引っ張られていたり、少なく情報で勝手に想像を膨らませているだけで、「考えているつもり」「わかっているつもり「決めているつもり」になっていること解説している心理学本。

自分で決めているはほとんど少なく、その時の「状況」によって、物事や自分を捉えて、決めて行動していることがほほんどだという。

暮らしの小さなことや、仕事、恋愛までも「状況」次第ということ。そんなことないと否定したいところだが、これまでの決断や行動を振り返ると、否定できない。確かにそのだった。

論理的に考えて、口では理屈っぽいこと言っていても、思考や判断の根底には「状況」があるということ。

自分の考えや直感はバイアスがかかりまくっているため大して当てにならない。なので、判断して行動するには「本当にに?」疑うこと。さらに、自分のこと、他人のこと、を正しく理解するには、中身を知ろうとする前に、生活習慣、生活環境、人間関係、感情、背景、など状況をすることが先。

状況を知ることで、理解や戦略の質も変わってくる。正しい判断ができるようになって人生がよりよくなって、他人のことも思いやれるようになり風通しのいい人間関係構築にも繋がり、仕事の成果にも影響してくるはず。

思考、判断、行動の質を変えるきっかけになり、読み物としても非常に面白いで、どうにかこうにかして多くの人に読んでほしいです。

なんでこんなに面白い本なのに、生産しないのだろうかが不思議で仕方ない。
心理学初心者から上級者まで読み応えがある本です。

ちなみに、これまでダイヤモンド社の本でハズレを引いたことはない。
なので、本を買うときに迷う場合は出版社を確認して、ダイヤモンド社でしたら間違いないと思います。本購入の参考にどうぞ。


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