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ダイエットは科学➖キトジェニックとローファットのハイブリッド
こんばんは。
今回は減量のお話。
ここ数年のワークアウトの盛り上がりといったら目を見張るものがありますね。
私は選手としてコーチとして、競技のための基礎づくりとしてワークアウトの知識を蓄えてました。
減量についても然り。
さて、今回はキトジェニックとローファットのハイブリッドのお話です。
といっても、「科学」だから、グリコーゲンが分解されて脂肪酸になって、ミトコンドリアで云々というお話じゃありません。
【キトジェニックとローファット】
キトは糖質を取摂取せずに、油とタンパク質中心で食事を構成するダイエットです。
もちろん、糖質を0になんてできません。だからこそ意識するんですよね。
簡単にいえば、主食を摂らないことと、衣のついた揚げ物を食べないことを意識すれば、ほぼほぼ達成できます。
タンパク質は、肉、魚、卵、豆腐、豆で摂取して、油は食材の油分にオメガ3とMCTオイルを追加する感じです。
ローファット、その逆。炭水化物から主たるエネルギーを摂取する食事法です。
【食事面の注意】
ここで注意したいのが、しっかりと野菜、ビタミンを摂ること。これをしないと肌荒れ、胃腸が荒れてしまいます。
みなさんの中には胃腸が荒れる方もいると思いますので、乳酸菌やビフィズス菌なども必要になる場合もあるかもしれません。
いきなりキトジェニックにするとキツイので、まずはローファットをお勧めします。
そこから落ちが悪くなったり、停滞したりしたらキトジェニックへ。この方が落ちがいいです。個人的な体感だけではなく、研究結果でもいくつか見ましたね。
ですので、なんだかんだローファットからが良いです。体調面においても。
【体調面の注意】
私はキトに切り替えると、必ず意識が飛びそうになる日が1日あります。糖質が脳に届かなくなり、ケトンに切り替わる時になりますね。キトフルーと言ったりするようですが、正直仕事にならない時もあります。
その危険性を回避するためにも、みなさんは週末に切り替えた方が良いかもしれません。仕事中に意識朦朧は洒落にならないので。私は自己裁量の世界に生きているので、比較的フレキシブルですが、それでも週末にすることを意識しています。
管見の限りでは、糖質とケトンどちらが脳にいいか悪いかは、決着が出ていないようですね。糖質でアルツハイマーになるというものもあれば、糖がないからなるというものもあるようです。いずれにしても無理のない範囲がベストです。どちらの食事の時がパフォーマンスがいいかとかパーソナルデータをとっていく必要があらと思います。
【代謝のトリック】
まずはローファットと書きましたが、私の体感としてはローファットだけ、キトだけでの落ちは良くなかったです。むしろ2週間程度のスパンで交互に切替を行なって行くのが一番減りが早かったです。おそらく私の場合、身体の調子や仕事、物理的な移動などと減量がマッチしやすいのだと思います。あとは、身体が慣れやすいのかもしれません。
色々と学問して、自分の身体で試してみてください。
【情報精査の能力】
学術や研究のために言いますが(当然のこと過ぎて書く必要あるかはなはだ疑問ですが)その違いがあったとしても、研究結果は有効か無効かなどを示すものであり、非常に高い信頼が置けるものです。それらは決して無駄ではないですし、むしろ科学は信頼すべき結果です。もちろん鵜呑みにせず、批判的に検証、分析をする必要はありますけれどね。ですが、よくある一方的に「個人差があるから、当てにならない」という意見だけは、あまりにも単略的かつ稚拙なので、本当に中身を理解し、批判的に検証しているのかな?と疑問に思う情報もあります。こうなると、情報ソースの検証能力も必要ですね。
【やっぱりダイエットは科学】
私が、ダイエットは「科学」というのは、減量を成功させるための超基礎的な考え方だからです。
情報を批判的に分析、検証をせずに無批判に鵜呑みにしたり、逆に「個人差があるから」とまともに扱わなかったりする、この姿勢が命取りであるということです。結果、無理なダイエットにつながるし、場合によっては、命を削るようなことにもなる。自分の体型を変化させるということは、必死で正しい知識を蓄えて、論理的にそして批判的に徹底的に思考して脳みそをフル稼働させることと同義。それを忘れないでほしいです。
ただ単に「ボディメイク」なんて和製の横文字の流行に乗っていると、そのうち己の力では制御できない身体になる可能性があることを肝に銘じでくださいね。
ではでは。