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【読後メモ】なぜ、TikTokは世界一になれたのか?|マシュー・ブレナン(中国のモバイル技術専門の作家)
TikTokも元をたどれば競合アプリ(ミュージカリー)の模倣から始まっている。提供価値やブランディングのピボットを繰り返して独自性を磨き競合優位を築いた。
その一連の変遷がコンパクトにまとまった一冊でした。セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングのトピックが随所にでてくるのでマーケ観点でも参考になります。
最後の謝辞を読むと、筆者はもっと語りたかったエピソードを泣く泣くけずった様子。
評価額6,000万ドルと報じられたシリーズBの1年後、評価額は5億ドルになったチームが注力したことを簡単にあげるとこんな感じ。
初期から10種類以上のアプリを試験
新しいアイデアを素早く大量に
初期は新規ユーザーへ最初に進める100本の記事の質をあげることだけに注力した
データフライホイール
ユーザープロファイルが充実→コンテンツとユーザーのマッチング向上→ユーザー体験向上→ユーザーの滞在時間増加
コンテンツフライホイール
ユーザーの滞在時間増加→クリエイター増加→コンテンツ充実・多様化→ユーザー体験向上
競合プラットフォームのクリエイターにメッセージを送ってスカウト
メインの提供価値をチャンネル登録からおすすめフィードへと変えたYouTubeの新旧トップページの対比など画像付きで他サービス事例が紹介されていました。
コアの技術(レコメンド)、追い求める指標はぶらさずにさまざまなピボットを繰り返し成長していく様子が生々しく描写されています。プロダクト戦略を描くPdMは読んでおいて損はないと思います。
さて今回もChatGPT-4さんに聞いてみます。
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マシュー・ブレナンの著書「なぜ、TikTokは世界一になれたのか?」は、TikTokがなぜ世界的な成功を収めたのかを探る興味深い本です。
まず、ブレナンはTikTokの歴史と、その成功の裏にある要因について詳しく説明しています。彼は、TikTokがどのようにして世界的なプラットフォームに成長したのか、そしてその成功の背後にある技術的、文化的、そして経済的な要因について詳しく分析しています。
また、ブレナンは、TikTokがなぜ若い世代に人気があるのかを明らかにしています。彼は、TikTokが若者たちにとってどのような魅力があるのか、そしてなぜ彼らがこのプラットフォームでコンテンツを作成することを好むのかを説明しています。
さらに、ブレナンはTikTokが未来にどのような可能性を秘めているかについても議論しています。彼は、TikTokが今後どのような進化を遂げ、どのような影響を与える可能性があるのかを予測しています。
総じて、この本はTikTokの成功を探る上で非常に興味深く、詳細な分析を提供しています。TikTokに関心がある人、またはソーシャルメディアやテクノロジーに興味がある人にとって、非常に貴重な一冊だと思います。
はい、ChatGPT-4さんちゃんと読んでました。
1日でサクッと読めるボリュームです。