【読後メモ】リーン顧客開発「売れないリスク」を極小化する技術|シンディ・アルバレス(Yammer UIUXディレクター)
ランウェイの短いスタートアップにとって絶対に避けたいのが、開発したけど売れないという事態。そのために必要なのが顧客開発のプロセスだ!
読み終えた感想としては「言ってることはしごく普通」です。
が、プロセスが体系だてて説明されており、実際に使えるトークスクリプトなどもまとめられているので実践的です。製品開発のための顧客との対話の効率をあげ、成功率を高めるのに役に立ちます。
想定する読み手にはスタートアップのみならず、大企業でプロダクト開発にたずさわる人も含まれています。ユーザーインタビューをすることが多い人やこれからやってみようと思っている人にはおすすめの内容です。
前提として心に残った点はこんな感じ。
製品開発と並行しておこなうのが顧客開発
製品開発した結果売れないという事態をさけるための顧客開発
Microsoftでアイデアが想定通りの改善につながるのは1/3
Amazonでは試しに実装した機能が役に立つ確率は50%未満
顧客は自分たちが何を欲しがってるか知らない
顧客は制約を意識しなくなる
ユーザーインタビューをする上で意識したいと思った点はこんな感じ
ユーザーの具体行動と同等に重要なのが「なぜ」「いつ」「だれと」
将来ではなく現在や直近にフォーカスする
知るべきは欲しいものではなく、課題である
機能からはなれ、課題に話をもどす
願望と意志はちがう
どれくらいコストを払おうとしているか
他にもMVPの6つの型が体系的に説明されているのは勉強になりました。
インタビューによって言語化されるべき事項は自分のチームでも明確化しておく必要があるとおもいました。
今回もChatGPTさんに聞いてみます!
シンディ・アルバレスの著書「リーン顧客開発」の書評をお願いします
ChatGPTさん、ちゃんと読んでますね!
ということで、リーン顧客開発はプロダクトの企画にたずさわる人が成功率を高めるのにとても役に立つ実践的な内容の本でした。