【クマくん相談室🐻~社会人編🌸~】マウント取りの同期への対処法は?
■相談:マウントばかり取る同期が苦手…
■マウントを取る人の心理「自信のなさの裏返し」
🐻マウントを取る人は基本的に自分のメンタルが弱かったり、自分に自信のない人が多いです。だから「目立って認められたい」という自己顕示欲と承認欲求が強い。10人いたらその他の1人になるのではなく、優劣をつけて優れている側に回りたい。優劣を「見える化」するための手段の一つとしてマウントを取るのです。
覚えておいてほしいのは、本当に実力があって自信のある人は、マウントを取る必要がないということです。自信のある人は優しいし、余裕がある。パワハラする上司が恐怖心で縛って部下に言うことを聞かせるのは、自分の指導力や実力への自信のなさの表れでもあるんです。
さらにマウントを取る人は、中学、高校、大学と長年の環境や人間関係の中で、マウントを取るのが癖づいてしまった人である可能性もあります。
その癖のせいで、マウントを取れない環境に身を置くとストレスがたまりやすく、その都度、サークルや友達、職場などの環境を変えたりします。
まずは、「自分に自信がなくてマウントを取るのが癖づいてしまった人なんだな」ということを客観的に理解しましょう。
■対処法は「メタ認知」を育む
🐻まずは感情をダイレクトに感じてしまわないように、「メタ認知」能力を育む練習をしてみましょう。
🐻「メタ認知」を育めば、感情に引っ張られることなく、自分を一歩引いて第三者目線で判断することができるようになります。ではどうやって育むのか。
■感情をノートに書きなぐる🖋
🐻同僚との出来事で、喜怒哀楽が起こった瞬間や、感情がまだ生々しいタイミングで、ありのままの感情をノートに書きなぐってみましょう。
人に見せるわけではありません。「馬鹿野郎」「死ね」など、どんな汚い言葉でもいいので、書き続けてください。そうすると走り続けたペンはいつかピタリと止まります。
そのタイミングで「そう感じている自分がいるんだな」と最後に書き加えてノートを閉じましょう。
そして翌日に冷静な状況で、ノートを見返してみてください。
だいたいは馬鹿らしく思えてきます。
それを繰り返すことで、俯瞰の練習になります。
また、余力があれば、感情を書きなぐったノートの半分に、マウントしている相手の状況を箇条書きで書き出すことも効果的です。
いつ、どんな時、どんな言葉に反応したなどを書くことで、彼のパターンが見えてきます。
彼のパターンが見えることで、同じ状況になっても「ああまたか」と心に余裕やゆとりのある対応ができるようになりますよ。
■感情を吐き出す効果は?
🐻ノートに感情を書くことで、頭が整理されます。感情を吐き出さずにため込むことは、鬱の予備軍のような状況を作り出します。
日本人は真面目なので、文句や悪口を言ってはいけないという考えの人が多いです。もちろん本人に直接暴言を吐くことは、関係性の悪化や言葉によっては相手が鬱になったり、心に深い傷を負うこともある。でも、相手のいない紙にだったら、傷付く相手もいないし、何を書いても自由なんです。
■クマくんからの一言
🐻「マウントを取る人の自信のなさに気づいてあげること。そしてその彼にやられない「俯瞰できる自分」を作るいい機会だと思って、ぜひチャレンジしてみてください。クマくんはいつでもあなたの味方です。応援しています」
■クマくん相談室
様々なカウンセラーが心をサポートするお手伝いをしています。
勇気を持って、申し込んでみてください。お待ちしています。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?