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イギリスの図書館は人気がない?理想の図書館とは

昨日のアメリカの図書館記事に引き続き、今日はイギリスの図書館の記事。

記事元は同じく現代ビジネス。
アメリカで図書館がコミュニティとして見直されている一方で、イギリスでは「設備が古い」という理由で人気がないそう。

確かに自分も図書館は好きだけれど、設備が新しくて、広々としていて、居心地のいい図書館にしか足が向かないなぁ。
古くて狭い図書館に行くときは、本を借りて終わり。居場所って感じは全くしないか。

公営図書館も年々サービスが充実していて、今では電子書籍の貸し出しもあるし、近所のスポットで予約しておいた本を受け取ったり返却したりもできる。読書そのものが目的なら、図書館という場所の必要性はなくなりつつあるのかもしれない。

でも、本をきっかけとする居場所やコミュニティとして捉えるなら、図書館には新しい価値が生まれてきそう。

新設のとある図書館。
小さい子たちが遊んだりゴロゴロしながら本を読めるスペースもあるし、閲覧席のほか、PCエリアや自習室もそれぞれ分離して設置されていて、Wifiも完備。閲覧用雑誌にはスポンサー制度が取り入れられていて、種類も豊富。
お金もかからない、誰かとつながらなくてもいい、まさに理想の居場所。

居心地のいい図書館というのは、住民に目にみえる税金の使い方として、なかなかいいと思う。たぶん図書館の存在に反対する人というのは、そんなにいないはず。

仮に利用目的が読書ではないとしても、「図書館」という知的なものを連想させる響きは、居場所のネーミングとして価値を持ち続けるんじゃないだろうか。
自治体の老人センターや福祉センターも、内容そのままで名前だけ図書館に変えたら、もっと利用者が増える気がする。


それにしても、最近、図書館や本屋関連の記事をよく目にするけれど、それなりに人気があるトピックなんだろうか?あるいは出版社にとっては死活問題だから?

検索サイトのアルゴリズムで、単に個人の嗜好が反映されているだけかもしれないけれど、芸能人の不倫とか、日本サゲとか、ネガティブな記事よりも、本の話題はずっと気分がいい。



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