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場面緘黙の生徒さんとの思い出*放課後カルテ第8話のネタバレあり

こんにちは 不登校・発達障害の生徒さんと一緒に勉強をしているドラマ好きの家庭教師くまコです🧸
放課後カルテ第8話のテーマは『場面緘黙』でした。
場面緘黙は家族とは普通に話すことができますが、学校など外に出ると話せなくなる症状のことです。
放課後カルテでも小1の真愛ちゃんが家では元気に歌ったり話すことができるのに学校では話す歌うができないというお話でした。

この回を見て場面緘黙の生徒さんを担当した時のことを思い出しました。
発達障害や不登校については情報を得たり、研修を受けて知っていることもありますが場面緘黙については全く知識がないままAちゃん(高校生)と無料体験で出会いました。
会社側も生徒さん状況をきちんと聞いていなく場面緘黙ということを知らない状況だったのです。
私の会社は初回30分無料体験をします。Aちゃんとも30分体験指導をしました。
しかし一言も話してくれませんでした!
私はわりと生徒さんとは仲良くなれて、その子の好きなことなどいろいろ話をしながら進めていくのですがこの日は撃沈しました。
会社にも絶対断られます。すみませんと報告した思い出があります。

結果はAちゃんが優しい先生だからOKということで担当することになりました!担当してからも最初はほぼ話してくれませんでした。
お母さんと一緒でもあまり話してくれなかったと思います。
しかし突然Aちゃんの大好きなお姉ちゃんが帰省をして指導中だったリビングに入ってきた時にAちゃんが
「お姉ちゃん!」
と話したのです。それがきっかけで少しずつ趣味の話や学校のことを話してくれるようになりました。
最初はどういう風に対応しようか迷いましたが、他の生徒さんと同じように接するようにしました。
場面緘黙の専門家ではないのでこの方法が良いということは言えませんが、無理に話そうとさせないことが大事で長い目で見守ってあげることが大切だと思います😌


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くまコ🧸ドラマ好きの家庭教師✐
不登校、発達障害の生徒さんとご家族のサポート活動に使わせていただきます。