米谷健+ジュリア展 2 kumagaimasato 2021年1月15日 18:57 角川武蔵野ミュージアム4Fの「エディットアンドギャラリー」で開催中の展示です。 Dysbioticaと題された3体。人間と動物と微生物の織りなす共生の世界の崩壊を表しているそうです。珊瑚のようにも見えます。 Dysbiotica-Deerという鹿の頭部の作品群。 近寄ってみました。 複数あるシャンデリアによる作品。一つ一つのシャンデリアに原発保有国の名前が付けられており、その国々の電力の総出力規模がシャンデリアのサイズに比例させてあるそうです。 天然ウランの採掘が行われていた岡山県の人形峠に残る、人を襲う大蜘蛛伝説を元に作られたそうです。大蜘蛛に例えられていたのはウランの危険性だったのでは?という作品。 最後の晩餐という作品。素材は塩。食の安全性に対する疑念や不安を元に制作されました。 大規模な農業によって塩害が発生した地域の、塩分濃度の高い地下水から精製された塩を使って作られたそうです。 一目見るとキレイな作品たちですが、現代社会への強いメッセージが込められていました。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する この記事が参加している募集 #イベントレポ 29,586件 #アート #現代アート #イベントレポ #角川武蔵野ミュージアム #米谷健ジュリア #エディットアンドアートギャラリー 2