オンラインとオフラインのはざまで
私の携帯が壊れてしまったのは月曜日の午前中のできごとでした。
私はその時仕事をしていて、訪問先の利用者さんのお家の横に車を停めて、お仕事を終了させ、車へ戻る途中に、公道に落ちている自分の携帯を発見しました。
あれ?
と思い、拾い上げると
液晶がばきばきに割れている
見るも無惨な姿の
私のスマホが
そこにありました。
あらま!
と思いましたが、お仕事用の携帯とタブレットは別に持っていましたので、その後のお仕事も特に支障なくやり過ごすことができました。
私が道に落として、何回も車に轢かれてしまったスマホは、メールなどが届いた通知音は聞こえるのですが、画面を見ることができません。
夫に早速連絡をして、携帯ショップで新しいスマホを入手しようと思っていましたが、予約がいっぱいで、対応できるのはその時点で「明後日」とのことでした。
と、いうわけで。
しばらくここ2、3日スマホを持たない生活をしていました。
電話をかけられない不便さはあるものの、まあ、それはそれでありかな....と思う自分もいました。
デジタルデトックスというか...こんなデジタルに疎い私でも、携帯電話といつでも生活を共にしていたんだなと感じざるを得ませんでした。
スマホを見る時間が減って、かなり読書がはかどりました。
連絡が来るかも?という不安みたいなものを手放して(そもそも連絡が来たかを見られないので手放さざるを得ない状況でしたから)のんびりとした気持ちになれました。
(その間、連絡頂いた方はご不便をおかけしました)
noteもほとんど見られなくて、コメントなどお返しができなかった方もすみません。
昨日、無事に新しい携帯を入手しましたので、また通常運転に戻っています。
でも....今回の件を踏まえて、少し携帯から距離を取りたいなと思っている自分もいます。
話は少し変わりますが
私の好きなしいたけ.さんという占い師さんがいらっしゃり、このnoteでも彼の一部の有料記事を拝読しているのですが、先日読んだ記事がとても印象に残っているのです。
ネットやSNSにはもう本音は書けないよね〜という話から始まっていくのですが。
ひと昔前はオフラインで言えないことをオンラインで書き込んだりつぶやいていくみたいな流れがあったのが、今は逆になっていて
ということなのです。
ああ、確かになぁ。
気軽に書いていたものが、今は迂闊に何でも書けるものではなくなってしまったような雰囲気はあるなぁと私もこの文章を読んで感じました。
「今はオンラインで言えない話をオフラインでする」という流れが逆にでてきている。
私もそうですが、私のまわりのnoterさんたち同士も時々「リアルでお会いしたよー」という報告を聞いたりしている中で
「noteでは書けない話をそこでした」
というような内容を一緒に報告してくださる方がいらっしゃるんですね。
だから読んでいて「noteでも同じようなことが起きている」とかなり実感する内容であったのです。
と、いうわけで。
先日、treeさんが私に会うためだけに遠路はるばる私の地元にやってきて下さいました。
半日くらい一緒に過ごさせてもらったのですが、noteの話から、お仕事の話から、家族の話やら。
まあまあ、長いことお互い話しましたね。
(比率は8:2くらいで、ほとんどtreeさんがお話してましたが笑)
私の好きなカフェに久しぶりに行かせてもらいました。
お店がかなり混んでいたので、少し寒さのあるカフェテラス席で過ごしたので、申し訳ないなと思っていたのですが、彼女は「大丈夫だよ」と言ってくださり、随所にやさしさを感じました。
あと、店員さんがとても感じの良いノリのいいお姉さんだったのですが、彼女と意気投合しすぎていてそれも面白かったです。
【彼女の好きなところ】
・お仕事の話。彼女のお仕事の話を聞くのが好きです。なぜなら、とてもお仕事を楽しんでいらっしゃることが伝わってくるから。あと、出会いを大切にしてることがわかります。そしていつまでも一つの関係性に執着しないところもいいなと思う。
・まわりに流されない。いつも自分の判断基準がしっかりしている人だなと思っています。だから人と違う意見でもちゃんと丁寧に伝えてくれる。
・気づかいの人。気づかいだと気づかれないように気づかってくれているのがよくわかります。助けられているんだなぁ。
・ことばを大切にしている。私のことをよく「かわいいかわいい」っておっしゃってくださるんですけど(何がかわいいツボだかわからないところで言われるので、いつも不思議なのですが)相手のかわいいを発見できるのは、すごい素敵な能力だと思います。彼女自身は「一番自分のことばを聞いているのは私だから」と以前も話しており、たぶん自分の好きなことばを発するように自然と日々過ごしているのかなと感じました。
・話をよくしてくれる。私はあんまり普段おしゃべりではない方なので、相手がよくお話ししてくれる人だと嬉しかったりします。特に人見知りで緊張するので、会って間もないうちは尚のことです。
まあ、しゃべってないとは言っても、私もだいぶお話はしたと思います。
まだまだ過ごそうと思えば過ごせるくらいの気持ちはありましたよ。
あらためてtreeさんありがとうございました。
お土産も素敵なものを頂き、大切にしたいと思います。
さて、ここ数日オフラインとオンラインについて、特に感じたことを書いてみました。
どちらがいい悪いとかでもないと思います。
今回のtreeさんもそうですが、このnoteで交流してお互いの人となりを知っているからこそ、お会いしてもすっと話せるのだと思います。
両者の間に「文章」や「写真」がはさまっているのが、個人的にはいいなと思っているのです。
時代の流れもあり、SNSと切っても切れない関係の中で、自分なりに付き合っていきたいなとあらためて感じる日々でした。
おわり。