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物語

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#詩

星々の祝福

星々の祝福

眩しすぎる光に

自分の醜さが照らされる

目を覆っても、さらに輝きを増すから

目玉をほじくり出して

彼らに捧げようかと思った

どうか頼むから、私を照らし出さないで

憎しみで四肢がはち切れそうだ

彼らは、耳元でひっそりと囁く

「君は美しいよ」

私は、星になった。

嘔吐

嘔吐

顔が青ざめ、目が血走ってくる。

耐えろ、耐えろ、耐えろ。

眼球が焼けそうだ。

膝の上に滴り落ちた。

真っ赤な花びらが、1枚。

人間がつぶやいた。

「だめだったか。」

その言葉を聞いた途端

目の前が真っ白になる。

気づいたら床が真っ赤に汚れていた。

人間は、ひとつ残らず花びらを丁寧に拾う。

「ちゃんと飲み込みなさい。」

吐き出した花びらは、腐りかけている。

両手いっぱいに盛

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薔薇

薔薇

私の中には、薔薇が住み着いている。

苦しいよ、辛いよ、死にたいよ、

こんな、ありきたりな言葉が大好物なようで。

飲み込んだ瞬間に、

嬉しそうに茎をくねらせながら

喉を引っ掻いて

花びらを染める。

だからね、

私が死んだとき、

監察医が身体を切り開いたら、

真紅の花びらが、たくさん溢れ出すの。

美しいでしょう?