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超絶いじめられた子ども時代、それが今の仕事に活かされている話
こんにちは、くまちびです。
突然ですが、私は小学校時代ものすごいいじめにあってきました。
内容はカットしますが、何度も●●を考えるほど壮絶ないじめにあってきました。
まあ、昔の学校はいまよりいろいろと緩いため、いじめ被害を経験していない人の方が少ないかもしれません。
二度と経験したくない学校生活ですが、あのいじめの経験がいまのライター職に活かされています。今いじめにあっている人、過去にいじめにあって辛い人、読んでくれたら幸いです。
いじめに遭い、漫画を読んで現実から逃げた日々
当時は現実逃避のために毎日漫画を読んでいました。
私は書道教室に通っており、そこでは「少年ジャンプ」「マガジン」「りぼん」「なかよし」がありました。しかも先生は最新号を必ず用意してくれるので、古くなった漫画は持って帰ってよかったのです。
親は嫌がったものの、私はその漫画雑誌を毎日穴が開くほど読んでいました。この漫画達の存在がなければ、あの当時は生きていけなかった。漫画家の先生方、ありがとうございます!
特にお気に入りは『少年ジャンプ』
中でも私がハマったのが『少年ジャンプ』です。
当時は女子は「りぼん」、男子は「ジャンプ」を読まないと変な奴という空気もありました。
そのため書道教室で「ジャンプ」を読んでいることが他の子にバレ、さらにからかわれていじめが激しくなったこともありました。でもジャンプ面白いんだもん…。そんなことで読むのは止まりませんでした。
『北斗の拳』『魁!!男塾』『キャプテン翼』に『ドラゴンボール』(昭和ですね…)今思えば悪者をやっつける漫画が特に好きでした。
空想の中で、ケンシロウがいじめっ子をやっつけてくれるといったイメージがあったのだと思います。
30年後、漫画のライターとなる
時は流れ、ウェブライターとして徐々に軌道に乗ってきたとき。
「漫画記事の考察」という仕事に応募してみました。お題テーマはなんと『北斗の拳』でした。
漫画記事は単行本などを買わないと基本的に書けないのですが、私は覚えていたのです、レイとケンシロウの戦いシーンを…。
その内容を脳内で再生させ、考察記事を書かせていただきました。それがきっかけでマンガ記事ライターとして現在に至ります。
あのとき貪るように読んでいた『少年ジャンプ』。セリフ1つ1つを覚えていた『北斗の拳』。あの経験がなければ、漫画ライターとして現在生きることはできなかったでしょう。
ときにはゲームに逃避したっていい
今の子どもたちが逃避するものといえば、漫画ではなくゲームかと思います。(はい、うちの子もバッチリゲームにハマっております)
ゲームに依存するのは良くないと言いますが、私のようにいじめられて生きるのが辛くて逃避するためにゲームにハマるのなら、その時間は必要では?と思います。
そのような人が必ず将来「ゲームライター」になるわけではないでしょう。
それでもいつかきっと「あのとき死ぬほどゲームに没頭できたから今がある」と思える日が来るのではないでしょうか。
まとめ どんな時間も意味がある
いじめられ、現実逃避のために家にこもり漫画だけを読む日々。
当時は「あたし何やってんだろう」という自己嫌悪にさいなまれていました。
でもまさかその30数年後、その経験を活かせる仕事に就けるとは思いませんでした。無駄だと思っていた時間も、今になっては意味があったと分かります。
今いじめられている人、いじめじゃなくても辛い中にいる人、それから逃れるために何かに没頭するのは、私は良いことだと思います。
なんだか偉そうなことつぶやいてすみません。
とりあえずもう1記事漫画ネタを書いてみたので、お時間のある方はぜひお読みください。