トニー・シーラーと「20:13」ツォルキン
今日は『13の月の暦(ドリームスペル)』の365日暦で39週目、つまり1年の3/4が完了する日だった。同時に260日暦(ツォルキン)では中心調波33の中心、そして11番目の猿のウェイブスペルの13日と「猿の創世記」の78(=6×13)日の始まりの日でもあった。
「竜の創世記」の130キンが完了した前日のKIN130(13・犬)、「時のからだ塾」のKさんがトニー・シーラーの誕生日についての問いかけを塾のMLで投げかけられた。
トニー・シーラーは、ホゼの『マヤン・ファクター』『時空のサーファー』等を通じて世界的に知られるようになった20:13マトリックスタイプのツォルキンを、1970年代初頭にホゼに伝えたラコタ族(ネイティブアメリカン)の作家で、オアハカに住む女性のシャーマンからそのツォルキンについての情報を得たとされている。
しかし、このようなデザインのツォルキンは考古学的な資料で確認された事は無く、遺跡に残る碑文にもこのようなデザインのものは残っていない。260日暦自体はサポテカのモンテアルバン遺跡などで発見され、BC550年頃には使われ始めていた事が明らかになっているが、それは260日周期で数えていたというだけで、このような配列で記録されていた訳ではないのだ。
今日知られるGAPキン、神秘キンなどの概念は、このツォルキンをベースに銀河知性やパカル王とのチャネリングも含めて研究を深めたホゼとロイディーンが新たに定義したもので、トニーや女性シャーマンがこのデザインにどのような意味合いを持たせて扱っていたのかは、定かではない。
私も当初は、情報の起源についてそれなりの関心を持って調べていたが、長期に渡る『13の月の暦』の実践的使用と検証期間を経て、「区切りや始まりは(高次の存在であれ人であれ)誰かがある時点で ”それなりの理由” に基づいて定めただけのもので、時空の認識に根源的に関わるのはその比率だけである」と判断し、それ以上は追求する情熱が湧かなくなった。
トニー・シーラーについても誕生日を調べようと思った事が無かったので、私はKさんの問いに対して「英語で検索すればわかるかもしれません」とだけ答えて、自分では調べようとはしなかった。
結局、問いを立てたKさんはご自分で調べて答えを得、トニー・シーラーがPAN JAPANライブラリーの中にも出ていて、そのスペルがTony Shearerであり、トニー・シアラーで検索する方が情報が得られる事、そして誕生日&誕生キンは以下の通りであること等をシェアして下さった。
★トニー・シーラー(Tony Shearer)
1926年10月27日生まれ KIN222(1・風)
Kさんの調べは確かだろうと思いつつも、どこかに公開するに当たっては、自分でも確認しておかないと気が済まない私は(かつて又聞きで間違った情報を掲載した経緯もあり)、念のため英語検索をしwikiで同じ情報を得た。
KIN130~131に掛けての所が20:13型ツォルキンの真の中心であることを考えると、この情報をホゼにもたらしたトニーの誕生キンについてまさにその中心で知るというのは、大変興味深い事である。なぜなら、もしドリームスペル旅程盤型のツォルキンしか知らなければ、このタイミングで知っても別にピンとこないと思うからだ。
加えて、20:13型ツォルキンをホゼに伝えた人物が「白い風」であった事実は、ホゼがパカル王の声を聞き、KIN22(9・風=ボロン・イク)のロイディーンの協力を得て『ドリームスペル』や『テレクトノン』を生み出した背景を知っていると、尚更インパクトを感じる。何しろパレンケには「風」の紋章「T字」が至る所で見られるからだ。
2日前に【パレンケ円卓会議からアースデイへの贈り物】をUPした後、KIN85(7・蛇)のシーリーを教えて下さった八杉先生はKIN105(1・蛇)、その八杉先生を紹介して下さった青木先生はKIN245(11・蛇)だとツイートした。
今日、KIN131の時空のサーファークラス、開始数時間前というギリギリに申し込まれたSさんはKIN185(3・蛇)。ホゼの最後のパートナーで、伊勢内宮にドリームスペル日本語版を私たちと共に奉納したレッドクィーンことステファニーと同じ誕生キン。ここに登場した「赤い蛇」の「銀河の音」合計が22になるのも偶然とは思えない。
そのSさんが「KIN1がツォルキンの始まりに決められたのは何時頃か?」という重要な問いを発せられた。私は正直に「分かりません」と答えつつ、一つのヒントを提示したが、この問題についてじっくり考えてみたい方には、拙著『マヤのリズム』をお勧めしたい。直接答えは書いていないが、どう考えれば良いかのヒントは示されている。
時の輪には切れ目など無いはずだが、KIN1が始まりと思えるのは20:13型ツォルキンや旅程盤型ツォルキンのデザインが関係しているとも言える(ドリームスペル創世記もそのデザインとリンクして語られる銀河神話だ)。
一方で、「銀河の季節」の区切りがKIN185(3・蛇)からになっているのが中途半端に思えるのは、デザイン上区切りには見えない場所が、スタートのようになっているからだろう。私はこういう問題を突き詰めて考え抜いた結果、「比率以外に意味は無し」(全ては仮のもの)という結論に至ったのである(あくまで現時点では)。
それにしても、KIN130にトニーのキンがKIN222(1・風)だと判明し、KIN131(1・猿)の時空のサーファークラスにG1/11生まれの方と2/22生まれの方、そして33歳のKIN108の方という3名がライブ参加されたのは、驚きである。しかもそのうちの2名は数時間前に申込まれた滑り込み参加だ。
11(ホゼ)+22(ロイディーン)=20+13=33、調波33を意識し、ホゼが自らをGM108Xと名乗っていた事を知っている立場からすると、見事に役者が揃ったとしか思えなかった。直前参加に駆り立てたのは、本人の自由意志である事は間違いないのだが、同時にそれは、より高次の何かが反映されたものでもある、というのが私の実感である。
クラスの最後に「ブータン 山の教室」についての新聞記事をTさん(KIN163)がシェアして下さった事で、KIN108の方がブータンを訪れていて、国王にも会った経験があるという事が明らかになった。トニーの誕生日の件も含め、一連の出来事はシェアから始まっている。これが意味する事を、この文章を読まれた方はよくよく考えてみて頂きたい。(D)
惑星の月21日 1・猿
追伸:トニー・シーラーをサイト内検索にかけたら【春分の雪と1969が伝える暦の精神(KIN43)】という記事がヒットし、そこに1969.7.24(KIN222)アポロ11号地球に帰還という記述を発見したのでメモ。
★天真体道瞑想クラス
・4/27(火)21:00~21:40 ZOOM 満月
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