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ミスチルの新しいアルバムを最高と言いたくない

(これはMr.Childrenの2021年12月に最新アルバムのSOUNDTRACKSが発売された少し後に書いたnoteの下書きです。)


Mr.Childrenファンの方との交流やミスチルの情報収集用に作ったTwitterのアカウント。

通称チル垢。

Mr.Childrenの新しいアルバムの発売に伴い

チル垢のタイムラインが沸いている。

「泣いた。」「名盤過ぎる。」

「最高だった。」「今までで一番好き。」

そんなツイートを見て、どこか自分の中で

引っ掛かりを感じた。

違和感なのか、それとも温度差なのか

拭えない何かを感じた。

どこかでアルバムの事を全肯定出来ない、

自分が間違ってる様な感覚がした。


今回の最新作が最高傑作だと言ってしまうと

自分が他のアルバム過ごした時間がそんなに簡単に越えられていいのか?と思ってしまう。

アルバムを数回聞いただけで越えてしまうのかと。


最新作を最高傑作と言ってもらえるのは創作者冥利に尽きるのかもしれないけどね

簡単に最高傑作とか、今までで一番好きとか、神、とか

安売りしちゃあだめだよね。

ここぞという時に使ってこそ価値がある言葉だよね。

自分の中の価値観がひっくり返るくらいの作品に出会った時に

【最高傑作】って言葉を使いたい。


そのアーティストの歴史を知っているがこそ、

簡単には最高傑作って言葉は使わないよ。

でも最高傑作と思わせる作品には出会ってみたい。


そういう意味では、自分はスルメ曲、スルメアルバムよりも

初見でガツンとインパクトのある作品のほうがスキだ。


自分にとって

【最高傑作】って言葉は

無人島に一枚だけCD持っていけるならどれ?と問われて

ウンウン悩み抜いた挙げ句ようやくこれかなって選べる様なものだ。










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