関西から北海道へ陸路で行きました#1【往路青森一人旅】
くくりです。
10/27に北海道コミティアに参加しようと決めて、3泊4日の旅程を組んで、札幌まで行ったというお話です。
なんで? なんで?ってさんざん言われたけど、陸路で行ってきました。
いっぱい本を読んで、ネタを考える時間が欲しかったんだよ!!
(あと、飛行機よりは、陸旅と船旅が好きなので…)
今回は空路を使わない旅ということでこだわりました。
振り返ってみると楽しかったようで、たくさん写真を撮っていて、1つの記事にすると長くなりそうなので、3回に分けます。
いろいろ、行ったり行かなかったりしたので、そういう感じのメモです。
2泊目と3泊目はすんなり決まったのだけど、ギリギリまで悩んだのは1泊目。選択肢がありすぎる!
「花巻」(宮沢賢治の故郷。温泉ある)
「函館」(ゴールに近い)
「青森」(十和田湖が見ごろ)
の3択までしぼって、ゴールに近くて行ったことない、という理由で青森に決めました。
この時期は十和田湖と奥入瀬がいいよーとおすすめをされたものの、どうしても時間が取れなくて断念です。
今度は目的地として行ってみたいな。
新大阪を出て、東京で東北新幹線に乗り換え。
仙台までは行ったことありますが、その先が初めてです。
盛岡、八戸と、名前だけしか知らなかった土地をどんどん通り過ぎていきます。移動中は持ってきた本を読んだり、電子書籍で学生の頃読んでいた小説を読み返したりしてました。一人の旅行って、過去を振り返る時間もあったりするのよねえ。
東京~新青森は3時間ちょっと。
東北新幹線は、はやぶさ、はやて、やまびこ、なすの、こまち、つばさ、などの名前がついていて、はやぶさが一番早い、というのを覚えました。
所要時間がぜんぜん違うんだねぇ。
新青森から在来線に乗り換えて青森へ。18時前だけど、すっかり夜の雰囲気です。毛糸のカーディガンを来ているご婦人がいらっしゃった。関西はねえ、着る服がようわからんのよ。暑かったり寒かったり。この日は山歩き用に買ったジャケットを着てました。重宝した。
上野発の夜行列車に乗るのもちょっと憧れる青森駅。
ホテルに荷物を置いて、ホテルは軽食だけということだったので、食事を取りに出かけました。
ホテル行くまでに見つけてしまった、いきなりステーキさんに飛び込みたかったけど、まてまて、今日は地元グルメを探すんじゃ。
一人だけの旅行者も温かく迎えてくれた弐乃助さん。
(魚・肉・地酒 弐乃助【公式】)
カウンターに仕切りとタブレットがあって、じっくり一人飲みができるのがありがたいです。お刺身と飲み比べセットなどをお願いしました。
なかでも「でっかい貝焼き味噌」は、あったかくて、ぎゅっと沁みました。
一人旅って、自由と、心寂しさと、どうにでもなれ!という解放感がワンセットなのだよな。
開けて翌日。
会社の旅行通な先輩におすすめしてもらった、のっけ丼を食べに行ってきました。十和田湖込みの旅行レジュメを作ってもらったのだけどね。せめてここだけは行く!
(元祖 青森のっけ丼)
名前からして楽しさしかない…。
駅から徒歩7分くらい。朝6時30分くらいから、JR券を買いに駅まで行って、そこから向かいました。
7時の開店前からすでに10人程度の行列ができていて、サラリーマンと観光者で半々くらい。聞き慣れた関西弁も聞こえてきます。
「お茶つめたいのしかないわー」
ええやないの。
そんな給茶機の側に陣取って、速攻で丼を作り上げました。
たくさんお店があって、回数券1枚170円で、好きな具を乗っけるというシステムなんだけど、最初の店のおねえちゃんが優しくって、初手から全部使っちゃった。朝早くから働いて、偉さしかない。
前日も海鮮づくし。青森ってりんごのイメージだったけど、海鮮パワーもごついです。駅周辺のおみやげも海鮮推しだった。とはいえ、おみやげは軽くて配れるものを希望だったので、早めに新青森に移動することにしました。
青森は縄文遺跡も有名なのですね。
縄文ステーションのお名前が可愛かったです。じょもじょも。
新青森で一旦外に出て、駅ビルでお買い物。
りんごのおみやげは出張者からよくいただくので、ちょっと外したものを選びました。渋川製菓さんの津軽せんべいはホテルでいただいて「!」ってなった。食べたことないのに懐かしさを感じる。
アルパジョンさんのパウンドケーキは、なんでもっと買っとかんかったんや、と後悔しました。いろいろ食べ比べしたいやつ。旨。
鳩正宗は飲みやすいのにちょっと個性がある感じ。ショップでもおすすめされてた。お酒飲めてよかった、と思いました。
一角にヤマト運輸さんの出張所があって、迷わず送ってもらいました。ありがたー!
参考:
(【公式サイト】渋川の津軽せんべい「渋川製菓」)
(Arpajon:アルパジョン)
(鳩正宗株式会社 | 八甲田・奥入瀬の伏流水から生まれた十和田の美酒)
新青森には、ねぶた祭(地域によってはねぷた祭)の山車灯篭が飾っておりました。裏までちゃんと作りこんでいてすごい。
お祭り見たことないけど、目に浮かぶねー。
そういえば、ホテルのレストランの名前が「ラ・セーラ」でした。拍手を送りたい。命名した人天才すぎ。