「なんで、こんなに汗かくの?」と夏っぽいコトをつぶやいた母にテーブル上のマウンテン・デゥーとボスを使ってダブル主演の寸劇を演じて魅せた。
まずは、ガチ夏らしいコトから話します。
夜の7時頃、部屋の外から秋っぽい音を耳が拾いました。
スズムシか?マツムシか?
何の虫が鳴く声なのか、わからないけど心地好い。
田舎の夏の夜の癒しと言えば、虫たちの定期演奏会じゃない?
録音してYouTubeにブン投げるのも良いかもしれない。まぁ、夏を感じる時って、それぞれだけど…
朝の通勤で車の窓を開けて
カッ飛ばして高笑いしたり
休憩の度に火照った首や腕に水をパシッパシッ
ブッかけてクールダウンしたり
クーラーまっくすのキャラバンの中で
カップら~めんをガッついて
顔面から泉が湧いたような汗を
意図的に流して、涼んだり
ノドの砂漠化を虎視眈々と待ち構えて
自販機でマウンテン・デゥーを買って
のどごしに夏のモルダウ川を感じたり
あると思う。(。・ω・。)ゞ
(; ̄Д ̄)?
最後のヤツは俺だけかもしれないね…
それでは本題。
どちらかと言うと丸というか円というか
子供用の浮き輪を2つか3つ程、お腹に隠してる僕の母が「なんで、こんなに汗かくの?」と自分の体に問いかけたのが耳に入ったので…
「丸い人間と細長い人間の汗の量の違いについて」
全国のおデブちゃんの為に大きさの違う2つの缶を使ってお喋りします。
350mlのデゥーと200mlのボス
左の彼の体積は、右の彼女より150大きい。
「熱い」というコトはカラダ全体が燃えている
そう、「火事が起きてるんだ。」
平常時の体温を越えると自動的にモトの体温に戻そうとするシステムが発動して「汗が出る」。
「当たり前」のコトだけど、凄いコト。
人間の体って超ハイスペックだよね。
そして、
【人が汗をかく】という現象を
【一軒家の火事を消し殺す】に変換して想像の翼をバッサ、バッサと鳴らす夏の夜
【問題】
デゥーの家が火事になった時、炎を消し殺すまでにバケツ100杯分の水を使うと仮定する。
では、ボスの家が火事になった時、炎を消し殺すにはバケツ何杯の水が必要になるだろう?
俺、真岡工業高校の時に数学0点を獲るレベルだから、宜しく。
えーと、350わる200は…
違うか、とりあえず、5で両方割って
70と40だろ?
…7と4で?
4:X=7:100かな?
100の中に7は?
57,142
ザックリ、57杯で消せるんだね!!!
つまり、体重70キロと40キロの汗の量は
100杯と57杯。
その差、バケツ43杯!!!
そりゃ、全国のお体積ちゃん、大変だ…
俺も小学校の時はアンパンマンみたいな顔してたんだよ?
本当だよ。
本当なんだよ?(。・ω・。)ゞ
まあ、なんというか、過激な運動は、ヒザに釘刺すダメージがデカすぎるし、
1日にうまい棒2本は危険だもんね!!
こういう時って、
「5キロ痩せた」って唱えて
次の日の朝に現実化する魔法使えたら良いなぁ的な
空想探険家っぽいコト考えちゃうの
俺だけじゃないよね!?
例えば、同じ温度に冷えたカップルが、気温30度の部屋に入ると?
2つの缶の表面に水滴が大量発生
徐々に汗ばむ二人
汗の量に差が出る
デゥーの様子がオカシクなる
ボスが隣のデゥーに微笑む
ボスがデゥーの汗を見て、「大丈夫?」と問う
デゥーは脱水症状を起こしてるコトを認めない
自分の足元にマンホール並みの水たまりを
目の当たりにした瞬間
内なる湖に地球の外からカッ飛んで来る隕石
熱々のタコを隠してるたこ焼きのように
燃え盛る隕石が刻一刻と近づいて
サハラ砂漠で100m走・砲丸投げ・800mハードル・走り幅跳び・200m走の繰り返し映像が、脳内で再生される。
デューが倒れた勢いで扉が半分開き
自販機の光を微かに察知する
ボスが下段にマウンテン・デゥーを発見し
三段跳びでデゥーを飛び越えて
マウンテン・デゥーを買う
最後の力を振り絞って立ち上がったデゥーが
上段のボスを買う
「えっデゥーじゃないの?」
「なんでデゥー買わないの?」とボスが問う
デゥーはボスを一気飲みして
「僕は、ボスが好きなんだ」と言ってウィンクする
ボスが「キャーッ」と叫ぶ
夏に生きる喜びを力の限り表現する
セミのように騒がしい
救急車のサイレンが近づいて来る
完。