メンヘラコプターで宇宙を哲学する少女の詩。
「胡桃が割れたら、蝶になって…」
世界は風船だと思って
歌いながらスキップしてた
月は地球より軽いから
ちょっと上にあって
遊園地がないから
みんな行かなくて
ロケットぶつかって割れたら
どうなるかなって
ウキウキしてた
地球にデッカイきゃらめる
ドカンと落ちて来ないかな
みんなポップコーンみたいに
吹き飛んで
あの気球でプカプカして
世界を眺めたい
ボーッと眺めたいなっ
今宵の満月が割れたら
丘のてっぺんにドカドカ
プリンが降って来そう
今日は何も起こらなかった
バームクーヘンだった
痛くて歯痒い瞬間を
寄せ集めたカタマリでした
平らでヒラタイ1日だった
ハートがぱっくり割れちゃいそうな
暗くてカビカビ、ルンルンうんち臭い
クーラーボックスで半狂乱ラン
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