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奥深すぎる単位の世界「世界でいちばん素敵な単位の教室」:丸山一彦

はじめに

普段何気なく使っている色々な単位たち…実はこんなにも面白かったとは! こんな成り立ちだったとは! 新しい単位の世界に誘ってくれる一冊です。

本の概要とあらすじ

単位は、わたしたちの生活に深く浸透している重要な存在です。
自動車に乗れば目的地までの距離を示す キロメートル の標識があり、
牛乳を飲めばパックの裏面に量を表わす リットル が目につき、
天気予報を見ればテレビに気圧の大きさを示す ヘクトパスカル が映る…… 。
このように単位は非常に身近なもので、
どこへ行っても単位から離れることはできません。(Amazon商品説明より引用)

感想

全ページ写真がきれいでずっとワクワクしながらページをめくっていきました。これは一冊家に欲しい。たまにめくってニヤニヤしたい。

SI単位系人間からすれば、ヤード・ポンド法はさっぱり馴染みがないので、海外ドラマで出てきたときに咄嗟に変換できない厄介なやつ…なんて思っていたら意外と身近にあるんですね。例えば鉄道のレールの幅。これはヤード・ポンド法のイギリスで鉄道が生まれたので、世界標準で使われているのは1435mmの4ft、8.5inにあたるそうです。日本国内でも新幹線などに使われているそうです。めちゃめちゃ身近にあるやん、ヤード・ポンド法。

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一番アツかったのは「匁」(もんめ)。尺貫法の単位で現在の5円玉一枚の重さにあたるそうです。何がアツいかというと、この「匁」、真珠の質量単位として用いる場合に限り国際的に使用でき、「mon」という記号で表すそうです。なぜ「匁」だけ?それは真珠が日本を代表する宝石として認知されているからだそうで…なんかかっこいい。

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Johannes Vermeer, Public domain, via Wikimedia Commons

My thoughts in English

All pages which are full of beautiful pictures makes me so exciting. I can say this is all time best. If I had this in my bookshelf, I will not be able to stop smiling while I turn pages.

I am not familiar with yard and pond measure because I’m studying in Japanese technology field. So sometimes I am confused when I saw some yard-measure in overseas drama. But there are yard standards around us in Japan. For example, the width of train rale. The world standard of the width of train rale (1435mm, 4ft, 8in) meets yard because world’s fist train was born in England. In Japan, this is used for Shinkansen.

One thing most excites me is “MONME”. Monme is in shaku-kan system: old Japanese system of weights and measures. In present, 1 mon is same weight was \5 coin. This mon is used globally only for peals weights because pearl is recognized as Japanese jewel. Sound really cool for me.

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