韓国|ソウル:『トッケビ』ロケ地近くのこだわり中華<기연각(キヨンガク)>
5月1週目の食費
期間
5月1日(月)〜 5月7日(日)
食費
Total 2.3万円(222,324ウォン)
外食:7回 19,775円(197,750ウォン)
自炊:7回 1,863円(18,630ウォン)
お菓子作り:3回 595円(5,945ウォン)
『トッケビ』で指輪を買うシーンの歩道橋
용답역 (ヨンダプ・龍踏駅 )
ドラマ『トッケビ』で死神(イ・ドンウク)とサニー(ユ・インナ)が歩道橋の上で出会って、指輪を買ったり、会話をしたり、何かしらやりとりするシーンが何度か出てくるが、その歩道橋があるのが、地下鉄2号線支線のヨンダプ(용답・龍踏)駅である。
2号線はソウルでは最もメジャーな線で、東京の山手線のようなポジション。だが、支線となると本数も少なく利用者も一気に少なくなる。そのためヨンダプ(용답・龍踏)駅もマイナーな駅で、おしゃれな人の集まるソンス駅から比較的近いエリアだが、今のところ若い人たちの往来は少ない。
ソウルには地上を走る電車が少ないが、2号線は東京の丸ノ内線のように終点近くで地上に出るので、このエリアでは東京に住んでいた時のような電車の音を聞くことができて、それだけで少し癒しを感じることができる。
ドラマに出てくる歩道橋はチョンゲチョン(청계천・清渓川)というハンガン(한강・漢江)の支流の上に架かっていて、橋からは緑と小さな川と遠くに林立マンションというソウルらしい景色を眺めることができる。
↓ロケ地40カ所を回った動画が非常に参考になる。リンクは歩道橋の部分から始まるURL。
ロケ地から徒歩5分のこだわり中華
용답역 기연각(ヨンダプ駅 キヨンガク・奇縁閣)
このお店はヨンダプ(용답・龍踏)駅 1番出口から始まる商店街の外れの方にあって、昔ながらの町のお店が軒を連ねる中、少し前に流行ったネオンサインの看板を掲げていて、新しめの外観だ。少し、目立っているし、正直、入りづらい雰囲気を放っている。
外観だけでなく、入店前にいくつかの制約事項が目に入るので、余計にハードルが上がる。制約とは、ディナータイムだけの営業で、テイクアウトやデリバリーには対応しておらず、中学生未満の入店は不可(No Kids Zone)。
それでも”いつかは行ってみたいお店リスト”に長らく入っていて、この日、ついに訪れるチャンスが巡ってきたのだった。
ジャージャー麺、チャンポン、醤油ベースの酢豚という定番の3品を注文。
酢豚は甘めで、ジャージャー麺は熱々で甘さはかなり控えめ!美味しくて、一気に平らげてしまった。
材料にもいろいろこだわりがあって、麺に強化剤(添加物)を使っていなかったり、ジャージャー麺のタレは野菜の水分のみで作っていたり、国内産の唐辛子のみを使っていたり。
注文が入ってから調理を始めるので、どの料理も熱々の状態で運ばれてくるのが何よりも嬉しい。あぁ、だからテイクアウトもデリバリーもお断りなのか!店主のこだわりを感じる。
美味しくて、この週、すでに再訪。前回気になった焼きジャージャー麺とケチャップベースの酢豚をオーダー。
酢豚のお肉は脂身がなくて柔らかく、塩胡椒で食べても美味しい。豚肉の揚げ物が単品メニューで存在するのも納得。ケチャップベースの酢豚には醤油ベースの酢豚には入っていないピーマンが入っているので、こちらの方が日本で食べる酢豚に似ている。
焼きジャージャー麺の上には、揚げ焼きの半熟目玉焼きが乗っていて、タレと麺とからめながら食べるのが絶品だったなぁ。
今週もごちそうさまでした。