肌のシミやメタボ予防も！運動がもたらす驚きのメリット
健康やダイエットの目的に運動しなくちゃ・・・と思っているのに、その習慣を身につけるのって難しいですよね。
そして、運動だけで痩せるのは難しいといわれています。
しかし、がっかりする必要はありません！
運動は絶対にしたほうがいいです。
運動することにはたくさんのメリットがあります。
今日は運動で得られる代表的なメリットについてお話していこうと思います。
健康や若さをたもつマイオカイン
運動することが健康をもたらすことは複数の疫学研究で明らかになっています。
そのカギとなる物質として注目されているのが、骨格筋から分泌される生理活性物質「マイオカイン」です。
筋肉が伸びたり縮んだりするときに分泌され、全身に影響して機能の調節をする働きを持ちます。
筋肉が多い人ほどシミが少ない！
体重あたりの体幹と下半身の総筋肉量が多い人ほど顔のシミが少ないという調査結果があります。
筋肉から出るマイオカインの一種、「マイオネクチン」という物質がシミのもととなるメラニンの生成を抑えていることが発見されています。
体の筋肉量が多いほど、シワ、毛穴の目立ち、色ムラが少ないこともあきらかになっています。
メタボの予防ができる
マイオカインの中でもIL-6、アイリシンなどのマイオカインは糖や脂質の代謝に深くかかわっており、有酸素運動などの運動によってこれらの代謝を促すマイオカインが分泌されます。
高血圧、脂質異常症、糖尿病などに代表される生活習慣病。
もしなってしまっても日常生活に困るような症状がでないことが多いので、健康診断などで指摘されても医療機関を受診しなかったり、放置されて悪化してしまうケースも少なくありません。
身体活動が多いほど、生活習慣病や死亡リスクが低いといわれています。
具体的には週に２３メッツ/時程度で一番大きなリスクの低下が見られます。
メッツとは身体活動の強度を表し、２３メッツは歩行（３メッツ）を毎日６０分行った時くらいの運動量に相当します。
ここからいえる運動量として、歩行数ならば１日８０００歩が目標量になります。
アンチエイジング効果がある
筋肉からは「マイオカイン」というホルモンが分泌され、全身に作用して老化を防いでいると言われています。
骨も年々老化と共に減少しますが、マイオカインは筋肉だけでなく骨でも働いて骨量を維持してくれます。
また、老化のもととなる慢性炎症を抑え、腸や血管、肌の老化にも効果が期待できます。
健康寿命が延びる
デンマークの研究では、太ももが太い人ほど死亡率が低いという結果が出ており、筋肉量を維持することが健康寿命の維持につながることがわかりました。
他の研究では、男性は太もも、女性はふくらはぎの筋肉が重要だそうです。
スクワットをしてみたり、女性はヒールをはき続けることもメリットがありそうですね。
筋肉のためにはたんぱく質以外にも○○を食べるべし！
筋肉を合成させるにはたんぱく質（アミノ酸）が重要ということは有名ですね。
しかし、緑黄色野菜の色素であるβカロテンやアスタキサンチン、レスベラトロールを組み合わせると筋力が高まり、倦怠感も減少するという報告があります。
また、腸内環境も筋力に影響しています。
このことに関しては、下記記事参考ください。
おすすめの時間帯は夕方
脂肪が分解されやすいのは「夕方」の運動といわれています。
若年男性を対象にした研究では朝よりも夕方の方が脂肪が燃焼されやすいことが分かりました。
また、筋肉の合成分解にもリズムがあり、夕方が最も筋肉がつきやすいといわれています。
一方で夜遅い時間にジョギングや筋トレするのはコルチゾールやアドレナリンを分泌させ体を夜型化させ、太りやすくなります。
ちなみに、朝食前の運動も脂肪は燃焼しますが不整脈や心不全のリスクがあり推奨はされません。
朝運動するときは軽く水分補給と食事をしてからの方がいいと言われていますので、そういった工夫をして体に負担がないようにしましょう。
以上、運動するメリットの記事をお届けしました。
夕方の運動が脂肪燃焼や筋肉の合成に効果的という話題をお伝えしましたが、ライフスタイルに応じてできる時間帯にする方がしないよりいいので工夫してみてください。
私もなかなか普段運動の時間はとれないので、なるべく家や職場でも歩いて動くようにしたり、読書の時は座りっぱなしにならないようにステップマシンを踏みながら・・・などなんとか運動時間を捻出しています。
「ながら運動」もおすすめです！下記記事にメソッドを載せています。
ちなみに私はアンチエイジング系の勉強をしたり、美容系の動画をみたりすると「運動しなきゃ熱」が高まります。単純です。
みなさんも自分のモチベーションが高まる方法を見つけて運動してみてください。この記事もそんなきっかけの一つになると嬉しいです。
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