【解説します】クセは「理由」を辿れば解決できるかもです【一部具体例をご紹介】。
こんにちは、くどちんです。
巷では「歪みの原因」として悪のレッテルを貼られている「クセ」。確かに歪みの原因になることは否定しませんが、だからといって「悪」とまでは思いません。身体が進んで自らにとって悪いことをするとは思えませんし(よっぽどじゃない限り)、ちょっと言い過ぎかと。
「クセ」が生じるのには必ず【理由】が存在します。
その理由を考えるとどんな対策をすれば良いのか?という事が見えてきて、クセの解決に至るかもしれません。
今回はそんな「クセ」について、僕なりの視点で解説したいと思います。
※ここでいう「クセ」とは
→脚を組む
→貧乏ゆすりをする
→いつも片方に重心を置いて立ってしまう といったものを指します。
<この記事はこんな悩みを解決します>
・ついやってしまう「クセ」を直したい!
【結論】身体が抱える問題を解決すればクセは直る(かも)
そもそも「クセ」とはなんでしょうか?という事を最初にお話します。
僕が考えるクセとは「最適解」だと思っています。つまりその方が身体にとって都合が良い、ということになります。とっさに利き手が出てしまう、というのもクセですが、利き手の方がコントロールしやすいからとっさの事にも対応しやすい、という理由が付けられますよね。
なので、脚を組んでしまう事やいつも同じ側に体重をかけてしまうなどのクセも脳が判断した「最適解」ということになり理由がちゃんとあるのです。
もし、そのクセを直したいということであれば、その「理由」を把握して、問題を解決してあげる事が対策になります。
これがクセを直す僕の結論です。
ちょっと余談ですが、そう考えると、クセに対してただ「やめましょう」と指導するのはいささか乱暴かと僕は思います(もちろん専門家ではない方は仕方ありません)。
そのクセが生じる理由、そのクセが訴えている身体からの「メッセージ」を聞いてあげて、対応しましょうという方が個人的には親切かなと思います。
人が何か悪い事をしたら「やめろ」ではなく、なぜそんな事をしたのか?を聞くことで、根本の問題点が見えてきて適切に対応できますよね?それと同じです。頭ごなしは禁物です。
では、結論をお伝えしたところで具体例をご紹介しますね。
【具体例をご紹介】そのクセには「こんな理由」があるかもしれません【その問題を解決しましょう】
では、実際にクセにはどんな理由が考えられるのでしょうか?具体例を出して僕の考えをご説明しますね。
あくまで「僕の考え」であり「1つの可能性」です。「答え」ではないですので参考程度にお読み下さい。
ご紹介する例は冒頭に出した3つの例にします。
・脚を組む
・貧乏ゆすり
・いつも同じ側の脚に体重をかけて立ってしまう
1つずつご紹介します。
<①脚を組む>
原因として考えられるのは以下の3つ。
①脚を組む事で身体の筋肉が緩む(場所は人それぞれかと)
②脚を組む事で安定する
②乗せている側の足が疲れている
いずれも、脚を組む事で「落ち着く」から組むんだと思います。なので「脚を組むのは健康に悪いからダメ」は禁物で、このクセをやめるための対処法としては、股関節・太もも周りや背骨周りのストレッチをしたり、上に乗せる方の脚をマッサージしてあげるなどはいかがでしょうか?
筋肉をほぐす事で、バランスを取りやすくなりますし、血流が良くなるので疲労物質を流す事ができます。
とはいえ僕も、脚を組むクセが半端ないのですが、僕は太もも周りのストレッチや背骨のストレッチをしています。正直に言いますが、まぁそれでも組むのはやめられないですけどね笑(なかなか難しいですよ〜笑)
そういったケアをしつつも「両方で組む」ようにして、偏りをなくすという方法をとっています笑。
<②貧乏ゆすり>
このクセがある人もきっと多いかと思います(自分もその1人)。考えらる原因は2つ。
①精神的に落ち着かない
└身体を動かすことで紛らわそうとする
②足の血流が悪い
└小刻みに動かして筋肉を働かせて血流を促そうとする
こんなところでしょうか。デスクワークの人は②が多いかもしれませんね。対処法としては、精神的なものであれば、落ち着かない原因を考えてみると良いですね。足の血流が悪い場合の対処は、日頃からマッサージをして疲労物質を溜め込まない事や、股関節やふくらはぎの筋肉を鍛えて少しでも血流を良い状態にすると良いかもしれませんね。
僕はと言いますと、いつも右足で貧乏ゆすりをします。右足はいつも疲労を感じる足ですので、貧乏ゆすりが出るのは自然と受け止めています。なので、ふくらはぎのマッサージとか下半身のトレーニングをしています。ケアやトレーニングをした後は貧乏ゆすりは出現しませんね♪
<いつも同じ側の脚に体重をかけて立ってしまう>
これもかなり多いかと思います。考えられる原因としては以下の3つ。
①反対の脚(かけてない方)が弱い
②反対の脚に怪我の経験がある
└怪我した方には本能的に体重はかけたくありません。それが怪我が治った後でも残っている事がよくあります。
③仕事の体勢やスポーツでの動き方で学習されてしまっている
原因が反対側の足にあるのは意外に思うかもしれません。脚は常に「立ちやすい方で立つ」という特徴があります。そのため、立ち方に偏りをなくすためには、足の強さに左右さをなくす必要があります。左右差がなくなれば理論上は偏りなく立つ事ができます。
とはいえ、常に左右均等に立ち続ける事は非現実的です(常に仁王立ちしてるのもなんだか違和感ありますよね笑)。そのため、脚を組むところでもお話したように「偏りをなくす」という視点で、両方で安定して立てるように脚を鍛える、ということを目指してはいかがでしょうか?というのが僕の提案です。
以上、具体例のご紹介でした。
クセが生じる原因はこれ以外にもおそらくたくさんあると思います。僕も全てを網羅できているわけではありませんのでご了承ください・・・。
もし、この中の原因に心当たりがある場合は、その原因を解消してあげることに注力するとクセが自然と改善するかもしてくるかもしれません!
ですが1つ覚えておいてください。クセはなかなかしぶといですよ笑。なんせ「脳を変える」という作業ですので。まぁ、簡単に直らないから「クセ」と呼ばれるのでしょうね。
コツコツ一緒に頑張りましょう。
【まとめ】:クセの「理由」を捉えて適切に対処する事でクセは改善し、「歪み」も自然となくなるかもしれません
さて、あなたのクセの原因は判明しましたか?人の身体で起こることには全て「理由」があります。それを考えずして「やめましょう!」と言ってみたり「矯正します」と無理やり形を整えたりするのは、最善とは言えません。
脳は無意識の中で常に身体が「最善の状態」になるように日々調整をしてくれています。そのため、私たちにできるのは脳からのメッセージを適切に受信して、適切な情報を脳に送ってあげることです。
そうすることで脳は正確な指示を出してくれるはずです。
では、最後に改めてお悩みに対する答えを一言でお伝えします。
<ついやってしまう「クセ」を直したい!>
→クセの理由を考えて、問題を解決してあげましょう。※ただし根気が必要です。
ちなみに、今回のお話関連で、猫背や骨盤矯正に関することも書いた事があるので、ご興味があればリンクを貼っておきますので、そちらもどうぞ。
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