「繋がる」に価値をつけよう①
はじめに
みなさんこんにちは!フルーツボーイ中村です。行商を通じて、35万以上の老若男女に果物を売りながら人間の研究をしている自称 哲学実践家です。
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私は行商を通じて性善説の研究をしています。
10年以上の行商経験から「人間とは繋がりたい生き物だ」と感じている私は、現在運営しているコミュニティ(FiNANCiE←みんな知ってるよね?w)で「繋がる」を大切にした取り組みを行っています。
今回はタイトルの通り
「繋がるに価値をつけよう」という話をします(二部構成!)
今回の記事を読むと「繋がること」について
私がなぜそこまでこだわっているのか?
これからの時代だからこそ「繋がる」がめちゃくちゃ大事!
ということが分かると思います。私が大切にしているコミュニティ文化や、私たちが目指す新しい経済圏についても触れておりますので是非最後までお付き合いください。
それでは行きます。
「繋がる」とは発信と受信がセットになること
まずは定義から。
発信者に対して受けとる人がきちんと存在していること
一言で言うなら、これが私の中の「繋がる」の定義になります。
イメージで言えば、磁石。
実は磁石ってSだけ、Nだけというように一極だけでは存在せず、SとNの両極がセットになって初めて均衡が保たれている(らしい)、
繋がる
もそんな感じ。
発信と受信がセット
発信したことに対して、受け取る人がきちんといることで「繋がる」が成立します
「繋がる」が難しくなっている世の中
さて
「繋がる」が
難しい世の中になっているなあ~というのが
私の感想です。昔であれば
晩御飯の時、お醤油がきれたら「ちょっと貸して~」といってお隣さんから借りることが出来ました。(→どんだけ醤油欲しいねん!笑)
子どもが急に熱出た!ってなったらお隣さんに「いつもごめんね~」といって一時的に面倒を見てもらえれば済む話でした。
でも、今では、、、
お醤油はコンビニで買えるし、業者に頼めば子どもは預けてもらえます。お金のおかげでムダが省けるのと同時に、人間関係も省略してしまった、と言えると思います。
便利になることとと引き換えに何かを失っていないかなー
と思うわけです。
また情報量が多すぎる世の中になりました、、、私ももれなくスマホをスイスイ動かしている一人なのですが(笑)
これまで受け取る側だった人もどんどん発信側に回れるようになりました。溢れた情報を受け取る「受け皿的な存在」が少なくなってきている、、
私にはそう映っています。
発信者過多
受信者不足
そんな時代が来ているなあと思うのです。
私が「繋がる」にこだわる理由①
こんなの世の中だからこそ、「繋がることが大切」
というのが私が強調したいこと。
上にも書きましたが、私は行商という仕事を通じて「繋がる」ことの重要性を肌で感じてきました。
少し私の仕事の話をします。
私の仕事は同じ販売エリアを何回も回ります。
ちょっと変わっているのは
買ってくれないだろうなと思うところも回るところ。
これは私が体弱性善説を信じており、買ってもらうことが目的というよりは「繋がること」を目的としている、というところからきています。
だから、一度断られたからと言って、次回は訪問しない、ってことをしないんです。(もちろん「断固拒否」の所にはいきませんが)
「いらないよー」
と断られても
「そうですか!よくこの辺回っているので、またお願いしまーす!」
といって元気に立ち去り、1週間後、本当にもう一度行く笑
「また来ましたー!」
と言って2回目のドアをノックするんです笑
3回、4回と続けていると、いつかドアが開きます。
10回の内、1回でもドアが開き、話を聞いてくれれば発信と受信がセットになり「繋がり」が完成する。そんな感じです。
(*正直、ドア越しで会話をしている時点で「繋がる」は成立していますが笑。どんな形であれ発信⇆受信の関係であればOK。ハードルは低め。居留守されたら成り立たないのでNG笑)
これをやっていると、あることに気づくんです。
人って繋がりたい生き物なんだな
と。
もちろん、断わられている回数の方が多いので、それだけ見れば、
本当に繋がりたいの?
と思うかもしれません。
詳しくは私の性善説の記事を読んでほしいのですが、簡潔に言うと
表面的には壁は作っているけど、根本的には繋がりたいと思っている。
というのが私がたどり着いた答えです。
10回くらいアプローチすればその壁(=私は環境の鎧と言っています)はどんどん薄くなり、最後10回目には「繋がる」に到達するイメージです。
私は見た目、性別、職業、国籍、すべての枠を超えて、35万人以上に声をかけてきましたが、もれなく
「みんな本当は繋がりたいんだなあ」
と思いました。
そんな実体験から、誰かあきらめない人がいれば、点と点が線になり、線が面になり、いずれ繋がりの連鎖が生まれ、人間同士の強力なセーフティネットのようなものが形成されるんじゃないかと思うわけです。
そしてこの
セーフティネットのようなものを形成することが、私がずっと訴えている「善で溢れる社会の創造」なのです。
私が「繋がる」にこだわる理由②
そしてこういった繋がりは今の時代だから必要だと感じます。
近年になって、ひきこもり、不登校、8050問題、諸々の犯罪、、以前にも増してニュースでよく見るようになりました。
そして、これらを引き起こす原因として
「当事者の社会的孤立」
が大きく影響しているということが分かってきました。
悲しいことに、日本は先進国の中でも「繋がり」がとても希薄になっているそう、、
だからこのまま放置しているいるとヤバい、、、そんな危機感からも「繋がり」を意識するようになったのです。
魚を釣るのではなく、網目を濃くしていく
縦の糸はあなた~、横の糸はわたし~♪
by中島みゆき
笑
私は今、FiNANCiEという(皆さんご存じの!)アプリの中で「繋がる」を意識したコミュニティ運営しているのですが、「繋がる」って中島みゆきさんの「糸」のこの歌詞のイメージなんです。
多くの人はコミュニティ運営と聞くと
なんだかキラキラしたプロジェクト(ビジョン)を掲げ、猪突猛進!前進じゃ~!のイメージかもですが、私たちのコミュニティは逆?のアプローチかもしれません。
進むよりもまずやることは、近くの人と繋がる
「魚を獲りに行く」のが前者ならば、獲るための「網の目を濃くする」のが私たちがやること。
だから特別なスキルや能力はいらないと思っています。
トークン経済なら「繋がる」に価値が付く時代
これを聞くと、
いや、魚捕まえにいけよ!笑
とツッコまれそうですが、私はそれでも網を濃くすることを大切にします。
少し脱線しますが
世間が「魚を捕まえる」ことを求めるのは非常に頷けます。
なぜなら、今の世の中は絶賛「貨幣経済中!」だからです。
売上目標を掲げ
コストをできるだけ削減して
利益を追求する
、
、
お金を稼ぐこと(魚を捕まえる)が評価されやすいんです。
極端な言い方をすると
網の目濃くしても、お金にならなきゃ意味なくない?
ってことです。
貨幣経済にまみれた私たちは、常に成長を求められるので、頑張って資格試験を受けたり、次のポストの座席争いをしたり、、
でも
これからはトークン経済だからそんな必要はないと思っています。
資格を取る必要もない。
昇進のための争いをする必要はありません。
無理して成長する必要はありません。
そのままのあなたでオッケー。
やることは
繋がること(網の目を濃くすること)
そこに新しいインセンティブをつけようとしているのが私たちのコミュニティ。
そんなこと出来んの?
って思うかもですが
私は出来ると信じています。
貨幣経済では難しいけれどトークン経済であれば「可能」と信じています。
トークン経済???
よくわからなければ、是非、私のコミュニティを覗いてみてください。
儲かるかどうか
稼げるかどうか
生産性があるかどうか
そんな枠を超えて
繋がる、に新しい価値を見出そうとしています。「成長」ではなく
「繋がる」に紐づくインセンティブ設計を目指しています
最後に
貨幣経済からトークン経済への移行は我慢を伴います。
周りからは
いつまでそれをやってるの?
お金になるの?といわれます。
効率よくお金稼ぎしている人たちに憧れたり
貨幣経済で潤った人たちが羨ましく見えます。
貨幣経済が私たちを刺激してくるんですw
これはもう、ずっと潜水しているような、ゴールが見えないマラソンを走っているような感じ、、笑
でもね、、それでも続けるんです。
このままだと本当にヤバい。
誰かが動かないと本当にヤバい。
特に一昨年くらいからは本当に危機感を持ちました。
ビッグモーターから始まり、宝塚、ジャニーズ、政治腐敗、、こんなに連鎖して表面化するなんて、、、しかもすべて「組織」の問題。一般市民の私たちでも、気づき始めているんです。
日本の組織形態そろそろヤバいんじゃない?って
でもどうしようもない。自分の生活があるし。家族がいるし。
一度ピラミッド組織に入ってしまった私たちはがんじがらめです。貨幣経済の餌食です。
でも、確実に沈むだろうなあとわかっていながら、その船に乗り続けるって、、そんな残酷なことはありませんよね。
だから動ける人が動くんです。
希望はあります。
・ブロックチェーンの仕組みが国単位で整備されてきていること(=私はピラミッド→フラット組織へ本格的移行に入っていると捉えています)
・私が取り組んでいる「繋がり」を意識した社会実験(行商&無人販売所)に芽が出始めていること。そして
・FiNANCiEというプラットフォームで私の取り組みに共感してくれている人が増えていること(現在サポーター500名突破)、
これらはずっと潜水している私にとって息継ぎをさせてくれる存在、マラソンの給水地点のようなものなんです。
だからまだまだ走り続けられます。
もし興味があれば私の研究記事(note)、そして今私が運営しているコミュニティを覗いてみてください。
ちなみに次回は「繋がりに価値をつける②」で具体的に取り組んでいる事例をお伝えしていきます。
どうぞお楽しみにー!
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