りんどう@自分の名前の最初の文字から始まる映画 DAY-2
りんどうですー
最近暑くてもう溶けそうですが
映画チャレンジ完遂頑張ります!
(2日目にしてこの意気込み)
早速今日のお題!
DAY-2 自分の名前の最初の文字から始まる映画
「リリーのすべて」
りんどうの"り"より拝借。
正直この映画に対して思うのは
好きでも嫌いでもない、複雑な気持ち
今日はなぜそう思うのか考えてみたいと思う
アイナー(主人公・男)がゲルダ(妻)に、バレリーナの絵画のモデルを頼まれたことをきっかけに、自分の内面にある女性の存在に気づく。アイナーはリリーとして生活する時間が増え…
元ネタは、はじめて性転換手術をした人の実話ベースの伝記らしい。
テーマがナイーブかつ、自分にない悩みなので、正直、主人公に全ての感情移入はできない。
私の感情移入パーソンは妻のゲルダだ。
ゲルダは女装させた旦那をパーティーに連れ出すのだが、
私も彼氏に化粧してみるとかあったし、その程度のお遊びの気持ちで始めたことだと思う。
それが徐々に自分の手を離れ、日常で女装している時間が増える旦那
今でこそLGBTが認知されているが
それでも身近な人、特に婚約者から言われたら
私は言葉も出ないと思う
特に最初からLGBTではなく、結婚生活中に目覚めてしまったなんて、誰が信じられるだろうか
目の前にいるのに、別人なんて…
ゲルダは当初は困惑していたものの、最終的には受け入れ、支えていたのだから驚いた
ゲルダとアイナーは、人と人で信頼関係を作っていたのだろうけど、それでも、見返りのない愛だと思った。
時代背景も考えると、到底信じられない話
その中でも、エディ・レッドメインの演技の説得力はとてもリアルだった
所作や表情なんか女性だし、芽生えてから、自分も葛藤しているという様子が繊細で惹き込まれた。
ほんとうに苦しんでいるようで、いたたまれない気持ちにさえなる。
ハッピーエンドではないが、リリーが女性として亡くなったのは、唯一の救いだろうか
たぶん、映画としての完成度が高いから、すごく苦しい。
これが冒頭で言った、複雑な感情なのでしょう