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「ある天使の思い出に」 ベルク|心が折れそうになったときのプレイリスト 第21曲

<タイトル>

ヴァイオリン協奏曲 「ある天使の思い出に」

<作曲者>

アルバン・ベルク

<おすすめ動画>

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アラン・アルティノグリュ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団

<解説>

 近代クラシック音楽の作曲家アルバン・ベルクが、友人である建築家グロピウスの、まだ幼かった愛娘まなむすめの死を受け、レクイエムとしてささげた作品です。

 完成の直後にベルク自身も亡くなり、皮肉にも自分へのレクイエムにもなってしまいました。

 十二音技法という複雑な様式で作曲されていますが、あやしい曲調の中に、形容できない美しさがあります。

 「この世で一番、美しい音楽」と呼ぶファンも少なくないとか。

 いわゆる現代音楽への流れの一曲になりますが、時間を忘れて聴き入ってしまいます。

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