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決意はふと、真夜中に。

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#note

決意はふと、真夜中に。vol.7

『お願いしたいことがある』
深妙な面持ちで真琴が言うから、くだけて聞くわけにもいかない
『僕にできることなら』
彼は今動けない、ならば僕がやるしかない、と思っていた
『次の被害者を止めて欲しい』
聞こえてきたのは少し、意外な話だった
『まだ終わらないと思うんだ、多分、次に僕みたいな奴が現れる』
そこから真琴は続ける
彼自身、その前の飛び込み事故の時に、見ているらしい。飛び込んで、赤い星になっていっ

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決意はふと、真夜中に。vol.5

おかしいと思った。
今日の真琴は、普通じゃない。
嫌な、嫌な予感しかしない。
夜中に浩太朗は急いで家に向かう。
もちろん、真琴が心配だから、だ。
夕方に来た一つの通知。
それは真琴が日々書いているブログの内容だった。
普段は、もう少し自分の中の不甲斐なさとか、前向きな未来を面白おかしく綴っているブログ。
不器用で多数からの支持なんて得られたものじゃないが、そんな自分の満たしたい気持ちに真っ直ぐな真

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決意はふと、真夜中に。vol.2

テストが好きな学生など、居るのだろうか。『そんなことで生きていけて、幸せだな』
なんて大人もいるが、あなたたちもそんな時があったであろうし、知ったこっちゃ無い。
僕らにはこれが全てだし、嫌だと感じるものは、イヤだ。
テスト本番まで残り一週間となった今日も勉強して、単位を落とさないようにと踏ん張る。
誰の為でもなく、自分の為に。

『どーーん。』
頭が急に下を向く。
こんなに疲労が蓄積していたのか、

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決意はふと、真夜中に。vol.1

決意はふと、真夜中に。vol.1

23:59
一日の終わりギリギリだ。
僕は急いで、ブログを書く。
24:00
一日の終わり、そして始まりだ。
なんとか更新を終え一息をつく。
今日もやってやった。
世界に、僕を届けてやった。
達成感を噛み締め真琴は、安堵の思いと共にベッドに倒れる。
『なんとかセーフ、、、。』
毎日、誰が見ているでも無いが、つい2ヶ月前から日々の日常を文字にして、調子が良いと写真なんかも付けておおよそ100文字程度

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