「捨てたくないから買いたくない」私は、飽き性な子どもになってみる
子どもは、飽き性だ。子どもだったころを思い返してみると、玩具の箱を開ける瞬間が楽しみのピークだったような気がしてくる。玩具を使う楽しさと欲しいものを手に入れた満足感、あのとき、本当はどちらが勝っていたんだろう。
平成から令和へ。何度も何度もいらないものを捨てた。使うかわからないのに安いから買って、そして捨てた。毎年夏が暑くなって、水道から出てくる水がぬるくなっていったのも、しっかり肌で感じてたのに。学校の総合学習とやらでこのままでは地球が、社会がダメになると何度も習ったのに