敏感肌の方必見‼︎薬剤師が選ぶ日焼け止め
最近は、連日30度を超える猛暑が東京でも続き、梅雨はどこへ行ってしまったのかと疑いたくなる天候が続いていますよね。
私はすでにヘトヘトです。
夏の天敵と言えば、【紫外線】・・・
皮膚が弱い方は日焼け止めを使って、逆に皮膚が荒れてしまった経験をお持ちの方も多いのではないしょうか?
そこで今回はこの時期、薬局・ドラッグストアー勤務時代によく相談を受けてきた日焼け止めの選び方をお伝え致します。
紫外線を防ぐ二種類の成分を知り、ノンケミカル製品を使いましょう。
紫外線を防ぐ成分には主に「紫外線吸収剤(ケミカル)」と「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」の2種類があります。紫外線吸収剤は、紫外線のエネルギーを化学的な作用によって無害化するものです。肌に浸透し、敏感肌にとって刺激になる場合があります。紫外線散乱剤は、肌のごく表面で紫外線を鏡のような物理的な作用によってはね返すものです。お肌への刺激は少ないと考えられています。
敏感肌の人は紫外線散乱剤(ノンケミカル)製品を使いましょう。
SPFとPAは弱いものを使いましょう。
日焼け止め製品を見るとSPFやPAの文字を良く目にします。
それぞれ紫外線の遮光効果を示す指標です。
SPFは数値が大きいほど遮光効果が高く、PAは+の数が多いほど遮光効果が高くなります。
最近では「SPF50」や「PA++++」など高い遮光効果を示す製品が多くなっており、紫外線対策として遮光効果が高い製品を選ぶ方が多いでしょう。
しかし遮光効果が高すぎる製品は敏感肌の人にはお勧めできません。
「SPF50」や「PA++++」が必要な場面は海や山に行く時だけです。
日常生活で用いる際はSPFは30程度、PAは+++程度で十分です。
お勧めの日焼け止め
ノブ UVミルクEX
スペック:SPF32 PA+++
【お勧めポイント】
ミルクタイプで軽い使用感、お湯で簡単に洗い流せます。
ノンケミカルタイプ(紫外線吸収剤不使用)
中程度のスペックで日常使いにぴったりです。敏感肌の方もお使いいただけます。
ドゥーエ ベビー UVプロテクトミルク
スペック:SPF20 PA++
【お勧めポイント】
みずみずしく軽いのびで、白くなりません。
ノンケミカルタイプ(紫外線吸収剤不使用)
乳幼児からお使いいただける製品なので敏感肌の方にもお勧めです。
私の1歳と5歳の娘も使っています。
上記紹介した商品はあくまで参考にしてくだい。
肌の状況は人それぞれ異なりますので、ご自身に合う日焼け止めを選ぶのが最も大切です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。